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小説326(ADIOS AMIGOS)

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フォレストシンガーズストーリィ326

「ADIOS AMIGOS」

1

 西田先生が私のデスクに置いたのは、招待状だった。
「吾妻さんの新築祝いホームパーティだって。レミちゃん、私のかわりに出席して」
「私が、ですか?」
「私のドレス、貸してあげるからさ」
 断るわけにもいかなくて、先生のパーティ衣装の中から、ブルーグレイのドレスを貸してもらった。
「こんな地味な色のシンプルなドレスのほうが、レミちゃんの若さが引き立つわよ。当日は美容院に寄ってから行きなさい。予約もしておいてあげるし、レミちゃんをうんと綺麗にしてあげてって頼んでおいてあげるから」
 薄給の身としては、先生が通っているような高級ヘアサロンには行けない。ドレスだって高級で、自分ではとうてい買えない美しいシルエットのものだ。
 これも仕事、だけど、素敵なドレスとメイクとヘアスタイルとで、ヘアサロンの人も、見違えるようだわ、とお世辞を言ってくれたから、楽しい気分にもなっていた。ヘアサロンからはタクシーを使ってもいいと言われていたので、車に乗って吾妻武子先生の自宅に向かった。
「本日はお招きに預かりまして、ありがとうございます」 
 ベストセラー作家はこんな家を建てられるのだなぁ、としか感想の持ちようのない豪邸の玄関では、出版社の社員が受付をつとめていた。西田先生と吾妻先生はプライベートでは仲良しってわけでもないし、これだけのゲストが招かれていたら、代理の私が出席しても吾妻先生は気を悪くもしないだろう。
 受付をすませて屋敷の中に入っていく。
 広いホールには人がいっぱい。ごちそうもいっぱい。コンパニオンやウェイターさんも大勢いて、私はきょろきょろしていた。
「あの、西田求見のアシスタントの権藤レミです。本日は……」
「あら、いらっしゃい。ああ、はいはい」
 ようやく見つけて挨拶した吾妻先生は、あんたなんかどうでもいいわ、と言いたげに離れていってしまい、先生のそばにいた背の高い男性が言った。
「西田モトミさんってのも小説家?」
「そうです。吾妻先生のパーティには西田先生が招かれたんですけど、どうしてもはずせない所用がありまして、私が代理を仰せつかりました」
「あなたは西田さんのアシスタントなんだね。アシスタントってそんなに若いの?」
「若いひとも、若くないひともいるでしょうね」
「ふーん、あなたの話、聞きたいな。レミちゃん、行こうよ」
「……失礼ですけど?」
「僕は戸川黎、行こう」
 相当に背の高い彼が私の手を取る。手を引っ張られて庭に連れ出され、そこに出してあった椅子に並んですわった。
「酔っ払った客が夜風に当たれるようにって、庭にも椅子があるんだね。パーティがたけなわになってきたら人が出てくるんだろうけど、今はここだと邪魔が入らない。僕はバンドマンなんだけど、どうしたわけか、タケコ先生がホステスになる対談に呼ばれて知り合ったんだよ」
「ああ、マンスリージャーナルですよね」
 サラリーマン向けの月刊誌「マンスリージャーナル」には、「タケコの世相を斬る」という対談コーナーがあって、西田先生のところにも送られてくるから、私も読んだことはあった。
「毎月毎月だから、対談相手のネタも尽きたのかもしれないよ。編集者に聞いたところでは、綺麗な若い男とお喋りしたいわ、って言われたらしいんだ。タケコ先生は、私、ロックも好きなのよって言ってたけど、ボン・ジョヴィも知らなかったもんね」
「……私も知らないけど」
「そうなの? 興味のないひとはそんなもんだろうけど、そしたら、僕のことも知らないよね」
「すみません」
「いいさ。僕は有名じゃないからね。レイって呼んで」
 編集部が選んで吾妻先生の対談相手にされたレイさんを、先生はいたく気に入った。対談の中で言われたのだそうだ。
「もうすぐ私の家が完成するのよ。新築記念パーティを催す予定だから、レイくんも来てね」
「喜んで伺いますよ」
 あれはマジだからね、とあとで吾妻先生が言った通りに、レイさんのもとにも招待状が送られてきた。レイさんは言った。
「ぼろぼろデニムでも着てこようかとも思ったんだけど、中高年が多いんだろうし、つまみ出されたりするのもなんだろうから、常識的な服装で来たんだよ。似合ってる?」
「え、ええ」
 長い髪はグレイとグリーンと茶色の混じった色に染められて、うなじでゆるく束ねられている。
 白いシャツ、細いタイ、ダークブラウンの地に小花模様のぷかっとしたパンツ、胸には大きなカトレアの花、男性の常識的なパーティウェアからはかけ離れているけれど、とてもとても似合っていた。
 すらりと細くて長い身体、贅肉なんてひとかけらもなくて、その分、筋肉もあまりなさそうなほっそりしたボディ。彼の腰の位置は私の胸の位置あたりだ。見上げれば優しげで女性的な美貌。すこし高めの声も優しく涼しく耳に響いた。
「レミちゃんのドレスも綺麗だね」
「……ありがとうございます」
 六十五歳の西田先生のドレスを貸してもらったとは言えない。西田先生は私と体格が似ていて、ドレスのサイズもぴったりだけど、借りもののドレスでパーティに来ているのが恥ずかしくなってきた。
「レミちゃんって二十歳くらいだろ? 学生のバイトとして作家のアシスタント?」
「そうじゃないんです」
 初対面の、バンドマンの戸川黎としか知らない男性なのに、自分の話をしていた。
 高校を卒業して大学に入学はしたものの、まったくなじめなかった。友達はできないし、授業にはついていけない。サークルに入る気にもなれない。バイトもする気にならない。教室にいてもキャンパスにいても、あいつがどうしてこんなところにいるんだ? と人に言われている気になる。
 実際には被害妄想だったのだろうが、私はみんなに疎外されているような気がしてならなかった。
 両親も心配し、高校時代の恩師とも相談し、私もまじえて話し合って、大学は一年も行かずに退学した。専門学校に入学し直そうか、アルパイトでもしようか、葛藤していたころに、出版社勤務の父が言ったのだった。
「西田求見先生、おまえも小さいころから可愛がってもらった西田先生だよ。先生もおまえを気にかけていて下さって、言ってくれた。アルバイトのつもりで、先生のアシスタントをしないかって。ちょっとした家事やお使いからはじめて、慣れたらいろいろな仕事をやってほしいっておっしゃってたよ。レミだったら知ってる子だから安心だってさ」
「……やってみようかな」
 おばあちゃんに近い年頃の西田先生は我慢強くて穏やかで、アシスタントの仕事もじっくりやれた。
 それから二年。私は二十二歳になり、西田先生の代理として同業の作家のパーティに出席できるまでにはなったのだった。
「鬱病の軽いのだったのかもしれません。今はもうすっかりいいんですよ」
「仕事が楽しいんだったら、いいことだよね」
「はい。あの、レイさんの仕事の話も聞かせて下さいな」
 他人に積極的に、こんなふうに言えるようになったのも、西田先生のおかげだったのかもしれない。
「僕はレイラってハードロックバンドをやってるんだ。僕はギターとヴォーカル担当。まあまあ人気はあるんだけど、テレビに出ないから有名でもないんだよね」
「CD、出してます?」
「もちろん。レミはロック好き?」
「いえ、ごめんなさい。ほとんど知らないから、知らないからよけいに聴いてみたいなって」
 肩にかけている金のポシェットから、レイさんがデジタルオーディオを出そうとしている。そうしていると、パーティルームから歌が聴こえてきた。
「タケコ先生は演歌好きだろ。ほら、見て。デュエット歌合戦かなんかがはじまったんじゃないかな。さっきもやるって言ってたよ」
 ガラス戸ごしに見える。マイクを持って立っている吾妻先生のとなりには、恰幅のいい男性が並んでふたりして熱唱している。「銀座の恋の物語」だった。
「あれは演歌ってよりも、ムード歌謡曲? こんな歌を聴きながらじゃ、僕らの曲はまともな評価をしてもらえないね」
「私には評価なんてできませんけど……」
「まともに聴いてもらいたいから、僕んちに行かない?」
「……え?」
「どうせレミと僕が抜け出したって、誰も気づきもしないよ。きみは仕事がすんだら帰っていいんだろ。今夜はこのパーティに出席するのが仕事だろ」
「ええ、明日は休みだし……」
 ドレスや靴を返して、報告するのは明後日でいいと言われている。レミちゃんにはつまらないだろうから、適当に帰っていいよ、とも言われていた。
「僕も明日は休みだよ。ゆっくりできるじゃん」
「……だけど……」
「きみの家にはご両親がいるんだろ」
「はい」
「だったらさ、行こう」
 ね? と顔を覗きこまれて、ついうなずいてしまった。


2

 高層階にあるレイのマンションの窓からは、東京の夜景が見えた。
「綺麗……」
「レミのほうがもっと綺麗だけどね……パーティではなんにも食ってないし、飲んでもいないだろ。酒は大丈夫?」
「すこしだったら」
 どうぞ、と差し出されたのは、淡い色のカクテルだった。
「アディオス・アミーゴ。ライムジュースが多めだから強くはないよ」
「いただきます……あ、ちょっとからい」
「甘いほうがいいんだったらこれは?」
 ミルクとチョコレートを混ぜた色のカクテルも出てきた。
「ゴディバのチョコレートリキュールのミルク割り。お子ちゃま向けだけどね」
 チーズやクラッカーやナッツやハムも出てきた。
「私、お酒には弱いから」
「酔いつぶしてベッドに押し倒すなんて気はないよ。カクテルは弱くしてあるから」
「そんな意味で言ったんじゃ……」
「可愛いね」
 頬に大きな手が触れる。熱くなった頬に、ひんやりした感触がいい気持ちだった。
「口説くんだったら正当にやるよ。すこし飲んで食ってからね」
「レイさんってマメなんですね」
「マメなほうかもしれないな。レミ、レイさんなんて呼ぶな。レイでいいんだよ」
 そういえばいつの間にか、私も呼び捨てにされている。なんの不快感もなかった。
「レイラのアルバム?」
 流れてきた曲は、これがハードロック? 私は特に音楽には興味がなくて、きんきんした音が耳にさわってしかめっ面になってしまった。
「好みじゃないか。バラードだったら好き?」
「バラードっていうのは?」
「バラードは本来、歌曲って意味なんだけどね、日本では静かな曲調の歌をさすみたいだな」
「静かなほうが好きかも」
 交換されたCDからは、男性たちの歌声が聴こえてきた。
「僕の友達のヴォーカルグループ、フォレストシンガーズだよ」
「フォレストシンガーズ? 聞いたことはあるみたい」
「レイラよりは有名だもんな。こっちのほうが好き?」
「好き」
「だろうね。ま、レイラの曲よりもFSのほうが、女の子を口説くにはふさわしいからいっか」
 男性の声が甘いしらべに乗せて、恋の歌を歌っている。レイさんはソファにかけた私の横に来て、肩を抱く。びくっとして堅くなって、その手をどけようとしたら手を取られてキスされた。
「冗談はやめて」
「男の部屋に来ておいて、それはないでしょ」
「だって……レイさんが……」
「泣くの? 泣けよ。レミ、レイって呼べ」
「だって……だって……レイが……」
「可愛いね。可愛いよ、おまえは」
 抱きしめられて抵抗できなくなって、フォレストシンガーズの曲を聴いていた。

「おいで、灯りを消して、さあ、ここへおいで
 さぁ、ここへ
 着ているものを脱いで
 ゆっくりと、僕は君の身体から1枚1枚、剥がされていくのを楽しみたいんだ
 しっ!
 なにも言わないで
 ただ、ゆったりとした気分で……」

 前奏が聞こえる中、胸の中でレイが囁いているる。そういう歌なの? 激しくなっていく自分の鼓動と、甘く低い男性の声がからまり合って聞こえてきた。

「Close your eyes, make a wish
 And blow out the candlelight
 For tonight is just your night
 We're gonna celebrate all through the night
 Pour the wine, light the fire
 Girl your wish is my command
 I submit to your demands
 I'll do anything girl you need only ask」

 ほんのすこしくらいだったら意味はわかる。メイクラヴって……レイはそれを望んでいるの?

「I'll make love to you
 Like you want me to
 And I'll hold you tight
 Baby all through the night
 I'll make love to you
 When you want me to
 And I will not let go
 Till you tell me to」

「好きだよ、レミ、シャワーを浴びておいで」
「私……」
「いいから行けよ。行かないとここで襲うぞ」
「レイったら……」
「泣いてると抱いてくよ。こんなちっちゃな女の子、僕にかかったらひとたまりもないんだって教えてやろうか」
「いや」
「それとも、シャワーの前に抱き合うほうが好み?」
 意地悪を言うレイをつきのけて、シャワールームに駆け込んだ。
 鼓動が止まらない。服を脱いでシャワーを浴びていたら歌声が近づいてきて、うしろからふわっと抱き上げられてキスされた。
「I'll Make Love To You」
「……私……はじ……」
「はじめて?」
 驚いた顔をして、レイは私を床に降ろした。
「Oh my god!! ってさ、英語になっちゃってるな。きみがそれでもいいんだったら、僕がレミのはじめての男をつとめますよ。なんだって教えてあげるからさ」
「……私なんかでいいの?」
「おまえを抱きたいんだよ」
 それでもう、私の心は溶けてしまった。


3

 どうやって家に帰ったのか、親にはなんと言い訳したのか。なんにも覚えていない。西田先生にはパーティに出席して、早めにおいとましたとだけ話して納得してもらい、平常の生活が戻ってきた。
 生活は平常で、西田先生の都合に合わせて仕事をする。三日連続で西田先生の仕事場に通ったり、一日置きだったり、一週間ほどもお休みだったり。私に用事があれば休ませてももらえるのだが、私には別になんにもなくて。
 なんにもなかったはずが、心の中は変化した。電話してくれないだろうか。声が聞きたい、デートの約束をしたい、レイの顔が見たい、レイに会いたい。
「じゃ、またね」
 あの日の翌日、タクシーで送ってくれたときに、レイが言ったのはそれだけ。タクシーのドアを閉めたレイの笑顔が、私の心に焼きついてしまっていた。
「レミちゃん、明日から五日ほど、姉のところに行ってくるわ。仕事は一段落したし、姉が体調よくないって言うから、愚痴を聞いてくる。連絡するまでは休んでて」
 西田先生に言われて休みになった翌日、ベッドの中でレイが言っていた店を探しにいった。
 ミュージシャンや俳優が集まる店というのが、繁華街にはあるのだそうだ。一般人も入れるけれど、そういう店では芸能人や有名人を見かけて騒ぐのは野暮、ルール違反。超有名人だと個室に通してもらえるが、レイくらいではその必要もない。
 一般人も入れると聞いてはいても、私には敷居が高い。レイから聞いた店を探し当ててドアから覗いて、レイはいないらしいと確認して遠ざかる。その繰り返しで、何軒かの酒場を回った。
「あ……」
 ここは繁華街からははずれた街。「向日葵」という店を覗いたら、レイがいた。
 入っていっていいのだろうか。声をかけていいのだろうか。ためらっていたら、大きな大きな男性が私に目を留めた。マスターらしき男性は、戸口でためらっている私に笑いかけた。
「待ち合わせでいらっしゃいますか」
「いえ……」
 私の声が聞こえたのか、レイが振り向いた。
「レミ? 奇遇だね。おいでよ」
「……いいの?」
「悪いはずはないでしょ。元気だった?」
 あれから半月ばかり。ケータイのアドレスと番号は交換したのに、レイは連絡もしてこなかった。彼がなにも言ってくれないのならば、私にもなんにも言えなかった。
「食事にきたの?」
「そうなの。買い物した帰りに、レイが言ってたこの店を思い出してきてみたの。買い物は送ってもらったから、持ってないのよ」
「ああ、そう。ここのチキンカツ、うまいよ。注文する?」
「そうね」
「酒は?」
「……お酒はね……」
 普段はお酒なんか飲まないから、お酒と聞くとあの夜を思い出す。レイは私をちらっと見てから、マスターにチキンカツセットをオーダーした。
「仕事はどう?」
「今日から先生が私用で田舎に帰ってらっしゃるから、お休みなの」
「何日?」
「予定では五日ほどかな」
「旅行にでも行けばいいのに」
「急に呼び出しがあるかもしれないから」
 田舎のお姉さんのところに行けば、先生は急に帰ってきたりはしない。そのせいではなくて、旅行なんかではなくて……レイと……言えなかった。
「僕はこの間、香港に行ったんだ。一泊二日で」
「香港に一泊二日って、もったいないね」
「もったいなくはないよ。いつだって行けるもん。これはそのときに、一緒に行った女の子からのプレゼント」
 一緒に行った女の子? レイはサングラスをかかげてみせた。
「何人もで行ったの?」
「ふたりきりだよ。ロックシンガーの美人とさ」
「……そう」
 僕はそういう男なんだから、変な期待をするな、そう言われているのだろうか。喉が詰まったようになってきた。
「そのあとにストーカー騒ぎがあってね、ってか、僕はその子のために心配してたんだけど、当の本人はけろりとしてギャグにしてやんの。僕らの同業者の女の子はしたたかだよ」
「別のひと?」
「香港に行った子と、ストーカー騒ぎの子は別だよ」
「彼女がたくさんいるのね」
「彼女はいないよ」
 メイクラヴをするだけの相手だったら……なのだろう。だから、私とだってああして気軽に寝た。重く受け止めた私が馬鹿だっただけ。気持ちを落ち着けるためにも言ってみた。
「マスター、アディオス・アミーゴってできます?」
「ああ、作れますよ」
「レイ、あなたが作ってくれたあのカクテル、なにでできてるの?」
「ホワイト・ラム、ドライ・ベルモット、ブランデー、ドライジン、ライムジュース。3つのスピリッツをシェイクしたアルコール度数の強いカクテル、だよね、マスター?」
 マスターがうなずいてシェイカーを振っている。レイは言った。
「強いアルコールが友との別れを意味している、とかって意味のカクテルの名前らしいね」
「友ではなくて……ううん、友達なのかな」
「セフレっていうもんな」
 セックスフレンド……レイは私の言いたいことを察しているようだ。
 カクテルができあがったら、レイの顔にぶっかけてやりたい気もする。私は野暮な一般人なのだから、セフレなんていらないの。だけど、レイなんかと恋人になれるはずもない。そんなこと、最初からわかっていたはずなのに、口説きに乗った私が馬鹿。
「どうぞ」
 辛口のカクテルが目の前に置かれる。持ち上げる手が震える。レイの顔にはぶっかけられないのだったら、私の顔にぶちまけようか。そうして今夜は一晩泣いて、レイのことなんか忘れればいい。たったあれだけの出来事だったのだから。


END
 





 
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