お遊び篇

どなたでもご参加下さいませ~part2

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乃梨香さま、早花鬼かつまさま、三田たたみ師匠、grhoさま、YUKAさま、西幻響子さま、結麻月さま、Tome館長さま、りんさま。

リレー小説にご協力下さいまして、まことにありがとうございます。

誰にもまったく予想もつかない展開を繰り広げ、19話まで進みました。年末のお忙しいときに、みなさまのご協力感謝しております。

長くなってきましたので、19話までをまとめました。

この下にもとのリレーを残していますので、どなたがどこを書かれたのかは、お手数ですがそちらでご確認下さいね。

このあともいっそうのご協力のほどを。管理人はわくわく楽しみに見守りつつ、時々参加させていただきたいと考えております。


「ミニリレー小説PART2」


リレー小説1~19

「お疲れ様ぁ。」

 今日は、残業などしていられない。
 一目散にドアを飛び出し、エレベータホールへ向かう。

 急ぎすぎて化粧を直すのを忘れたと気がついた。
 電車の中で化粧直ししようかな。
 そんな恥知らずな真似はしたことがないけど、どうしようか。
 迷いながら電車に乗り込んだ。

 車内を見渡すと隅の席が空いていた。あそこなら、化粧直しもできる、と駆け出す。でも電車が動き出して、自分の身体が思う方向へとは行ってくれなかった。

「きゃあッ!」
 バランスを崩した私は、座席に向かい倒れ込んでしまった。
 知らない誰かの胸にすがりついたまま、恥ずかしさのあまり固まってしまう。
 目の前にあるネクタイの柄さえ頭に入ってこない。
「あの、大丈夫ですか?」
 スッと耳に忍び込んだのは、低くて艶のある男の人の声だった。

「だ……だいじょうぶです」
 そう答えて身を起こしてから、少し後悔した。
 私がしがみついていたのは、30代に届くだろうか、という長身痩躯の男性だった。
 落ち着いた容貌が、私の好みのどストレートを言っている。
 男性が、相変わらず落ち着いた声で言う。
「そうですか、気をつけてくださいね」
 そして、私のせいで曲がったネクタイを、クイッと直した。

 その時、ハッと気が付いた。
 化粧も直してない顔でその男性の顔を覗きこんでいる自分に。
 急激に体温が上がり、心臓がどくんと跳ね上がる。

 そんな私に気がついたのか、彼は私を一瞥して小さく笑った。

 電車は混んできていて、身動きがしづらい。このひと、好みのタイプだなんて思う男性の視線を意識すると、顔がどんどん熱くなってきた。
「ねぇ、あなた、あの男、痴漢じゃないの?」
 見知らぬ女性が私に問いかける。なにを誤解したのか、あの男とは、私がしがみついてしまっていた男性だった。

「いえいえ、違うと思いますよ」
 と私は答えたものの、心の中では違うことを考えていた。
 あんな素敵な外見をしていて紳士には見えても、『痴漢じゃない』とはっきりとは言い切れないんではないか? ひとは見かけだけではわからないものだ。でも……
 そう思いながらさりげなく顔をふりむけると、そこにはもうあの男性がいなかった。
 あれ? どこに行っちゃったんだろう?
 さっきまで無礼なことを考えていたことも忘れて、私はキョロキョロと男性の姿を捜してしまった。
 と、そのとき。
 私の手がいきなりぐい、と強い力で引かれるのを感じた。

 手を引かれながらも、電車が止まっているのが解った。何処かの駅に到着したんだ。ホームから発車を知らせるベルが聞こえていた。引きずられて動いているだけの足は、そのベルの方へと向っている。
 えっ? ここで降りるの? 私の降りるのは、もう一つ先の駅なんだけど。今日は大切な日なんだから、こんなところで寄り道は出来ない。
 そう思ったけど、私の手をひっぱる強い力に抵抗する間もなく、私の足はホームに降りていた。ホームから見える街なみのイルミネーションが目に飛び込んでくる。
 こんなところで寄り道なんて出来ない。だってもうすぐ……。

「なんなんですか、どうして引っ張るんですかっ!! 私には行くところがあるんですよ」
 引っ張られて電車から降ろされてしまい、ホームでようやく相手の姿と顔を見た。
「え?」
 力が強いから男性かと思っていたら、私を引っ張ったのは先ほど「あの男、痴漢じゃないの?」と声をかけてくれた女性だった。

「あれ? い、いや……あれは……」
 恥ずかしさこみ上げ、私はうつむく。
 否定するつもりだったのだが、その私の行動が誤解に油を注いでしまった様。
 その女性は突然に私の両手を優しく握りなおし、こう言ったのだ。
「大丈夫だから! 私が守るからね!!」と。

 その女性の表情はなぜかとても真剣で……。
 その勢いに押されてか、ただ呆然と私はその女性をじっと見つめていた。

 女性を見つめる私の視線の意味を悟ったのか、それまで真剣な眼差しだった女性の目は、ふいに柔和になり、
「私が、誰だか解からないのね。しかたないわよね、あんなに小さかったんだから。」

 包み込まれる春の日差しのような、その人の笑顔を見ていると、こんなに素敵な人が誰なのか思い出せない自分が、極悪人のように思えてきた。

 女性はやわらかな笑顔のまま、言った。

「あなたはあのとき…たぶん三歳くらいだったわ。とても可愛い女の子だった。テレビを見ながらおもちゃで遊んでいて、私の姿を見ると、とても不思議そうな顔をした。私のことをおもちゃのお人形と勘違いしたのかしら?」

「おもちゃのお人形?」
「そうよ。だってあの時の私は、身長が五センチくらいしかなかったんだから」

 と、女性は嬉しそうに言った。私はわけがわからない。

 今まではあまり意識していなかった、女性の外見をじっと見つめた。
 私が三歳のときに、このひとは何歳だったのだろう。
 私と同い年くらいか、せいぜいほんのすこし年上にしか見えないのに。

 それよりもさらに気になるのは、彼女の今しがたの言葉だった。

「五、センチ?」
「ええ」
「それって……」

 ホームで立ち話をしている私たちのそばを、人々が通り過ぎていく。
 なんだか妙な感覚があるのは、なんなのだか、私にはまだわからなかった。

「私の名はリレーよ」
「リレー?」

「そう。つながるたびに大きくなるの」

 私は不安になった。
 彼女、まだ私の手をはなしてくれない。

 あまり長くつながっているとあぶない気がする。
 不安は大きくなるばかりだった。

「あの~。おとりこみ中かもしれないんですが・・・。」
 左肩の斜め後ろから、男の人の声がして、私は飛び上がり、思わずつながれている手を離してしまった。

 振り返ると、さっきの男性が、驚いた私を落ち着かせるような、低く優しい声で、けれど彼自身、戸惑っているのか自分の頭を触りながら、
「なんだか、痴漢に間違えられちゃったみたいだったから、気になって・・・。」

 女がようやく私の手を放した。
 そして男に向かって言った。
「この子を守るのは私の役目なの。あなたは必要ない」
 女と彼は険悪な雰囲気で見つめ合った。

「あの、私、誰からも守ってほしいなんて思ってません」

「でも、そう約束したのよ」
 そう言って女性はまるで春の日差しのように抱擁感のある笑みを浮かべる。表情のよく変わる人だ。
「誰と……ですか?」
 もしかしたら、友だちだったのかもしれない……と、小さいことになくなったお母さんの顔が頭に浮かぶ。この人の持っている雰囲気は、覚えているお母さんの雰囲気とよく似ている。
「いえ、違う」
 女性が、首を横に降った。そして口を開こうとする前に、その答えは別のところから提示されていた。
「――昔、5センチだったころの君と、だよ」
 それは、深みのある低い声だった。
「なんで、それを……っ」
 女性が、目を瞬時につり上げ、横から口をだした男性をキッと睨んだ。
 私は、まったく会話の意味が理解できず、ただ睨みつける女性とそれをゆったりと受け流す男性を見つめていた。
「その――」
 意を決して口を開く。
「お二人は、誰なんですか?」

 男性は私には見向きもせずに、女性に向かって言った。

「きみは、ここに来てはいけなかったんだ。僕ら『守護者』は、『庇護者』に会ってはいけない。それがルールだと、きみも知っているだろう」

 女性が、きつい調子で答える。
「ルールなんて、くそくらえよ!」

では、次の方、20からお願いします。


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~ Comment ~

第20話目

電車の中で知り合った男女というか、実はまるで知らないひとというか、彼と彼女のやりとりを呆然と眺めていると、うしろから声をかけられた。

「ひとりでなにをしてるの?」
会社の同僚だった。そういえば彼女は、この駅で乗り換えて家に帰るはずだ。
それはいいのだが、ひとりで? 

「え? あの、この人たちは……」
「この人たちって誰のこと? 連れがいたの?」
 私は男女を見つめ、同僚もそちらの方向に視線を向ける。だが、彼女の目には人の姿は映っていないように見えた。

21話目です

不思議に思っていると、同僚が言った。
「そういえば、この先の駅で電車が脱線事故を起こしたらしいわ。けっこう大惨事らしいわよ。あなた乗ってなくてよかったわね」
「え…?」
それはもしかして、私が乗っていた電車だろうか…。

第22話目

「驚いて当たり前よね。私もついさっき、速報を見た家族からの心配の電話で知って、まだちょっと、手が震えているもの。」
「・・・。」
考えがまとまらず、呆けている私に、
「でも、どうするの?今日は大切な日だからって、あんなに朝からハイピッチで仕事をして・・・?」
と言いながら私の肩を、ぽんぽんと優しく叩くと、突然真っ青になり、そのまま肩の骨を痛いくらいににぎりしめた。
「こ、この人達は?・・・」

謹んで、新春のお慶びを申し上げます。
昨年は、からくり童子 風のジードをご訪問頂き、誠に有難う御座いました。
本年も、変わらぬご愛顧を宜しくお願いいたします。

からくりオム

からくりオムさま

ご訪問、コメント、ありがとうございます。

みなさま~この2つのコメントはリレーとは無関係ですので、次は23話からよろしくお願いします。

ちょっと迷ったんですが、、、
あかねさん、ここで止めてくださいませ。

よろしくお願いいたします ^^
最終話は非公開コメントでいいですかねぇ?

了解です

このところ止まっていますし、完結編を書いて下さると言っていただいている西幻響子さんからもストップがかかりましたので、ここまでにします。

ここからは響子さんへ

非公開コメントには文字数制限はないのでしょうか?
響子さんのやりやすいようにして下さればいいのですが、全然急ぎませんので、じっくり考えて下さいね。

このままで書けますか?
やりにくいようでしたら、ご提案いただければその通りにしますので、言って下さいね。

響子さんが完結編を書いて下さったあかつきには、私のブログで発表してもかまいませんか?
よろしければ響子さんのブログでも?

そのあたりは完結してからってことで。
よろしくお願いします。

わかりました~♪

たぶん、文字数制限はないと思いますが、もしだめだったら何回かに分けて送信しますね ^^

このままで大丈夫ですよ~。
お気遣い、ありがとうございます。
もちろん、あかねさんのブログで発表していただけたら嬉しいです。
私のブログでも発表させていただきますね ^^

ではでは。

響子さん、よろしくお願いします

ご多忙でいらっしゃるでしょうけど、楽しみに待っています。

どうやって公開するのかは、完成してからってことで。
よろしくお願いします。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ありがとうございました~!!!!!!

みなさまのおかげさまをもちまして、最終的には西幻響子さんの才能も結集しまして、完結できました。

「つながる」というタイトルは私がつけまして、「リレー」のカテゴリでアップさせていただきます。

読んでやって下さいね。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

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