お遊び篇

リレー小説part2(12/29まで)

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リレー小説part2

先回のミニリレー小説は早く終わってしまいましたので、第二回を開催させていただきます。
開催って、そんなにご大層なものではありませんが

今回の冒頭は、乃梨香さんが書いてくれました。
完結編は西幻響子さんが書いて下さると、約束していただいています。

この前のときにご参加下さった方も、ご新規さまも、通りすがりの方でも、どなたでも、よろしくお願いします。
年末のお忙しい時期ではありましょうが、ちょこっと立ち止まってお気軽に書いてみて下さいね。

おひとりさま、何度でも。ただ、同じ方が続けて書くのはやめて下さいね。
できれば短いほうがいい、前のストーリィとつながりがあればいい、その程度です。

コメント欄でリレーしていきますので、ある程度たまったらまとめる予定でいます。
ストップの時期は茜が勝手に判断しますので、ご了解下さいませ。

ではでは、次からスタートです。


リレー小説(以下、冒頭・乃梨香作)

「お疲れ様ぁ。」

今日は、残業などしていられない。
一目散にドアを飛び出し、エレベータホールへ向かう。

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~ Comment ~

続きです

急ぎすぎて化粧を直すのを忘れたと気がついた。
電車の中で化粧直ししようかな。
そんな恥知らずな真似はしたことがないけど、どうしようか。
迷いながら電車に乗り込んだ。

3話目です。

 車内を見渡すと隅の席が空いていた。あそこなら、化粧直しもできる、と駆け出す。でも電車が動き出して、自分の身体が思う方向へとは行ってくれなかった。

4話目でござる☆

「きゃあッ!」
 バランスを崩した私は、座席に向かい倒れ込んでしまった。
 知らない誰かの胸にすがりついたまま、恥ずかしさのあまり固まってしまう。
 目の前にあるネクタイの柄さえ頭に入ってこない。
「あの、大丈夫ですか?」
 スッと耳に忍び込んだのは、低くて艶のある男の人の声だった。

第五話目です。

「だ……だいじょうぶです」
 そう答えて身を起こしてから、少し後悔した。
 私がしがみついていたのは、30代に届くだろうか、という長身痩躯の男性だった。
 落ち着いた容貌が、私の好みのどストレートを言っている。
 男性が、相変わらず落ち着いた声で言う。
「そうですか、気をつけてくださいね」
 そして、私のせいで曲がったネクタイを、クイッと直した。

6話目です^^

その時、ハッと気が付いた。
化粧も直してない顔でその男性の顔を覗きこんでいる自分に。
急激に体温が上がり、心臓がどくんと跳ね上がる。

そんな私に気がついたのか、彼は私を一瞥して小さく笑った。

7話目いきます

電車は混んできていて、身動きがしづらい。このひと、好みのタイプだなんて思う男性の視線を意識すると、顔がどんどん熱くなってきた。
「ねぇ、あなた、あの男、痴漢じゃないの?」
見知らぬ女性が私に問いかける。なにを誤解したのか、あの男とは、私がしがみついてしまっていた男性だった。

8話目です

「いえいえ、違うと思いますよ」
と私は答えたものの、心の中では違うことを考えていた。
あんな素敵な外見をしていて紳士には見えても、『痴漢じゃない』とはっきりとは言い切れないんではないか? ひとは見かけだけではわからないものだ。でも……
そう思いながらさりげなく顔をふりむけると、そこにはもうあの男性がいなかった。
あれ? どこに行っちゃったんだろう?
さっきまで無礼なことを考えていたことも忘れて、私はキョロキョロと男性の姿を捜してしまった。
と、そのとき。
私の手がいきなりぐい、と強い力で引かれるのを感じた。

9話目です。

 手を引かれながらも、電車が止まっているのが解った。何処かの駅に到着したんだ。ホームから発車を知らせるベルが聞こえていた。引きずられて動いているだけの足は、そのベルの方へと向っている。
 えっ? ここで降りるの? 私の降りるのは、もう一つ先の駅なんだけど。今日は大切な日なんだから、こんなところで寄り道は出来ない。
 そう思ったけど、私の手をひっぱる強い力に抵抗する間もなく、私の足はホームに降りていた。ホームから見える街なみのイルミネーションが目に飛び込んでくる。
 こんなところで寄り道なんて出来ない。だってもうすぐ……。

10話目

「なんなんですか、どうして引っ張るんですかっ!! 私には行くところがあるんですよ」
引っ張られて電車から降ろされてしまい、ホームでようやく相手の姿と顔を見た。
「え?」
力が強いから男性かと思っていたら、私を引っ張ったのは先ほど「あの男、痴漢じゃないの?」と声をかけてくれた女性だった。

11話目

「あれ? い、いや……あれは……」
恥ずかしさこみ上げ、私はうつむく。
否定するつもりだったのだが、その私の行動が誤解に油を注いでしまった様。
その女性は突然に私の両手を優しく握りなおし、こう言ったのだ。
「大丈夫だから! 私が守るからね!!」と。

その女性の表情はなぜかとても真剣で……。
その勢いに押されてか、ただ呆然と私はその女性をじっと見つめていた。


(百合っぽい……いや流れを変えてくだs・・)

12話目

女性を見つめる私の視線の意味を悟ったのか、それまで真剣な眼差しだった女性の目は、ふいに柔和になり、
「私が、誰だか解からないのね。しかたないわよね、あんなに小さかったんだから。」

包み込まれる春の日差しのような、その人の笑顔を見ていると、こんなに素敵な人が誰なのか思い出せない自分が、極悪人のように思えてきた。

13話目です

女性はやわらかな笑顔のまま、言った。

「あなたはあのとき…たぶん三歳くらいだったわ。とても可愛い女の子だった。テレビを見ながらおもちゃで遊んでいて、私の姿を見ると、とても不思議そうな顔をした。私のことをおもちゃのお人形と勘違いしたのかしら?」

「おもちゃのお人形?」
「そうよ。だってあの時の私は、身長が五センチくらいしかなかったんだから」

と、女性は嬉しそうに言った。私はわけがわからない。

14話です

今まではあまり意識していなかった、女性の外見をじっと見つめた。
私が三歳のときに、このひとは何歳だったのだろう。
私と同い年くらいか、せいぜいほんのすこし年上にしか見えないのに。

それよりもさらに気になるのは、彼女の今しがたの言葉だった。

「五、センチ?」
「ええ」
「それって……」

ホームで立ち話をしている私たちのそばを、人々が通り過ぎていく。
なんだか妙な感覚があるのは、なんなのだか、私にはまだわからなかった。

15話目

「私の名はリレーよ」
「リレー?」

「そう。つながるたびに大きくなるの」

私は不安になった。
彼女、まだ私の手をはなしてくれない。

あまり長くつながっているとあぶない気がする。
不安は大きくなるばかりだった。

16話目

「あの~。おとりこみ中かもしれないんですが・・・。」
左肩の斜め後ろから、男の人の声がして、私は飛び上がり、思わずつながれている手を離してしまった。

振り返ると、さっきの男性が、驚いた私を落ち着かせるような、低く優しい声で、けれど彼自身、戸惑っているのか自分の頭を触りながら、
「なんだか、痴漢に間違えられちゃったみたいだったから、気になって・・・。」

17話目です

女がようやく私の手を放した。
そして男に向かって言った。
「この子を守るのは私の役目なの。あなたは必要ない」
女と彼は険悪な雰囲気で見つめ合った。

「あの、私、誰からも守ってほしいなんて思ってません」

18話目です~

「でも、そう約束したのよ」
 そう言って女性はまるで春の日差しのように抱擁感のある笑みを浮かべる。表情のよく変わる人だ。
「誰と……ですか?」
 もしかしたら、友だちだったのかもしれない……と、小さいことになくなったお母さんの顔が頭に浮かぶ。この人の持っている雰囲気は、覚えているお母さんの雰囲気とよく似ている。
「いえ、違う」
 女性が、首を横に降った。そして口を開こうとする前に、その答えは別のところから提示されていた。
「――昔、5センチだったころの君と、だよ」
 それは、深みのある低い声だった。
「なんで、それを……っ」
 女性が、目を瞬時につり上げ、横から口をだした男性をキッと睨んだ。
 私は、まったく会話の意味が理解できず、ただ睨みつける女性とそれをゆったりと受け流す男性を見つめていた。
「その――」
 意を決して口を開く。
「お二人は、誰なんですか?」



※長くなって申し訳ありません。あとは任せます!!
 

19話目

男性は私には見向きもせずに、女性に向かって言った。

「きみは、ここに来てはいけなかったんだ。僕ら『守護者』は、『庇護者』に会ってはいけない。それがルールだと、きみも知っているだろう」

女性が、きつい調子で答える。
「ルールなんて、くそくらえよ!」

ここで一旦まとめます

長くなってきましたので、ここで一度まとめて、この上の記事に同じタイトルで置きます。

こちらもこのまま残しておきますが、続きはまとめた記事に書いて下さいね。
よろしくお願いします
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