企画もの

第七部完了・ユキアキ対談

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フォレストシンガーズストーリィ第七部完了記念

「ユキアキ対談」


「もしかしたら俺を、女性のユキだと認識しておられる方もいらっしゃるのかもしれませんが……」
「横から失礼します。木村章です。そんな人はいません」
「いないはずだけど、いるかもしれないじゃん? 声を大にして言います。三沢幸生本体は男です。リアル世界に生息していれば三十代の、独身、彼女募集中、小柄で可愛くて甘い歌声と話し声と、女声のようにうるわしいハモリ声が売り物の、ユキちゃんでーす」
「それだから女かと思われるんだろ。ミサワユキオは男です。木村章も男です。俺はキムラアキラ。晶ではないけど、アキラだった時期もある。女のアキラではなくて、ロッカーのアキラだったんだってば。もうっ、うちのおばさんはなんだってこうややこしいことばっかやるんだよ」
「そうなんだよね。ざっと整理しただけでも、みずきさんが書く大学生カップルの女性のほう、ユキ。年上の隆也さんとつきあってる十八歳のユキ。蜜魅さんが漫画にしちゃったゲイっ気のある幸生。章の夢からはじまったIFシリーズに出てくるユキも女。隆也さんに恋してる十八歳男子の幸生もいるし、オバケみたいなユキもいるし、おまけに中学生の幸生もいるし、その幸生が変身した女の子のユキまでいるんだよっ!!」
「おまえは嬉しいんだろうけど、俺も女の晶に変身させられたり、十六とか十七とかのガキにされたり、おばさんの手でもてあそばれてるんだぜ」
「三十すぎた章も精神年齢は十六ぐらいなんだから、いいじゃん」
「よくねーよっ」
「他にもあったよね。どうやら明治初年らしいのに、航空機ってものがあるパラレルワールド。あっちでは章も俺も男だけど、十八歳の見習い隊員だよ」
「どの世界でも乾さんと金子さんがかっこいい役じゃないのか?」
「えこえこひいきえこひいき。エコロジーを大切に」
「関係ねーだろ、エコは」
「このブログにもほんの少数の読者さまってのがいらっしゃるそうなんだ。ママはほうぼうで俺たちを宣伝してて、そっちでもちょこっと読んで下さる方がいる。ありがとうございます」
「ありがとうございます。で?」
「その方たちは、たちっていうほどの数でもないにしろ、女性は乾さんが気に入ったっておっしゃるらしいんだよね」
「俺のファンだって言ってくれたひともいたよ」
「ユキちゃんも可愛いとも言ってもらったもーん。それは少数派の中の少数派で、男性はシゲさんが気になるって言うらしいんだよね。女性は乾さんなんだよ」
「なんであいつが……ぶちぶち、ぶつぶつ」
「気持ちはわかるけど、乾さんはどこででももてるんだね。だからさ、別小説だのお遊び篇だのでも、乾さんと金子さんはかっこつけてるんだ」
「勝手にしろーっ!! としか言えないな」
「他の小説では幸生と章、及びその変身したキャラが主役ってのが多いけど、金子さんと乾さんがユキのお兄ちゃまだったり、本橋さんと星さんが章の兄貴だったり、そこから派生したリカちゃんシリーズってのもあるよね」
「クニと美江子の姉弟もいるよ」
「俺たちとはほぽ無関係のキャラもいます」
「それはそうと、うちのおばさん、最近は開き直っただろ」
「そうだよね。恥ずかしくて書けないフレーズってのを、恥ずかしさをこらえて書いてるうちに快感になってきたとか……え? 快感じゃないの? 恥ずかしいのは恥ずかしいけど、書いてると自虐的になって快感……快感ではないらしいのですが、俺には恥ずかしいフレーズなんて特にはないのでよくわかりません」
「おまえだったら恥ずかしさなんてないだろうけど、おぱさんはあれでも女だしぃ……」
「女だからかどうかは知らないけど、それでね、近頃はけっこうエロティックなシーンも書くようになったのだけど、もちろんあるラインは引いてるんだよ。過激、濃厚、深刻、残虐、そのたぐいは苦手なママだから」
「おばさんの思うエロティックは偏ってるよな。俺には全然エロっぽくない場合もよくあるよ」
「俺もだけど、そのへんって誰にでもフェチはあるわけで……」
「小説にしても音楽にしても好き嫌いもあるし、創作ってのはなんにだって独りよがりもあるもので、共感してくれる人だとか、これ、好きって感じてくれる人だけがつきあってくれたらいいのかもしれないな」
「所詮、ママはアマチュアだからね」
「だよな。歌のプロの俺たちと較べれば認識は甘いのだ」
「そうだそうだ。ってーわけでね、俺たちとはまったく無関係な世界がフォレストシンガーズワールドを侵食してきて、じりじり侵されたりもしてるんだよ。ママは長く小説まがいを書いてきて、キャラの数だけは膨大だから、グラブダブドリブだの桜庭しおんだのってのもいてさ、こっちにも出てくるの。俺たちもあっちにお邪魔するんだよね」
「ってーわけってのがなんだかは知らないけど、フォレストシンガーズシリーズもまだまだまーだ、続くようですよ」
「書けない、ネタがない、って言ってるくせに、ママは書くのが生き甲斐ですから、しつこく続けます。お時間のあるときにはちょこっとでも読んでやって下さいね」
「おばさんに貢献するために、俺たちもまたお騒がせしなくちゃ」
「うん、章、俺たちもがんばろーっ!!」

 第八部に続く








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