番外編

FS超ショートストーリィ・四季のうた・幸生「夏の馬」

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フォレストシンガーズ

四季のうた超ショートストーリィ

「夏の馬」

 マ、今年の夏シリーズは全部「マ」でしたね。
 他の読み方をする漢字もあったけど、「マ」とも読めます。

 フォレストシンガーズ小説は超ショートから長めのNOVELや番外編までありまして、このブログも長くなってくるにつれて、初期とは様相を変えているのです。

 ブログスタート当初は、フォレストシンガーズの小説をひとりでもいいからどなたかに読んでもらいたい一心でした。小説1から開始して、そのうちには訪問して下さる方もできて、その方々の助言もあって気づいたのですね。

 書物で読めば短編でも、こうしてPCやスマホで読む場合、空白の少ない長い文章はたいへんに読みにくい。
 
 事実、よそさまの小説ブログでも、よく知らない方の作品だと長いのは敬遠して、まずはショートストーリィを読ませてもらう。長いのは連載という形になさっている方が大半だ。
 私のブログもすこし読んで下さっても、飽きられるのも早い。

 ということで、ショートストーリィ、超ショートストーリィを充実させていくことにしました。
 加えて、フォレストシンガーズ以外の小説もどんどん載せていこうと。

 雑記のたぐいはこちらにありますので、「茜いろの森」はほぼ全部が小説です。
 んで、長いのは読んでもらえなくてもいいつもりで、自己満足のつもりで。

 番外編とforestsingersカテゴリは超ショートストーリィ、と決めてからでも数年。やはりこのカテゴリを読んで下さる方がもっとも多いようで、まことにありがとうございます。
 多いとはいっても辺境の小さな秘湯ですので、novelなどと比較して、ですけど。

 超ショート、四季のうた、は「春の雨」「夏の朝」「秋の月」「冬の猫」というように、季節の○←一文字の漢字。原則、その形でタイトルをつけています。

 全部が動物だった季節もありましたが、今夏は「マ」。
 さて最後の「マ」は、あれれ? 先にタイトルを出してますね。

****** ***** *****

 なんだか知らないけど、うだうだと説明してる奴がいましたね。奴って……僕らのママでした。ママ、ごめんね。

 みなさま、お待たせしました。ここまでは著者がうだうだ言ってたんですけど、ここからはみなさまお待ちかねのユキちゃんですよぉ。待ってないなんて、そんなに褒めないで。僕、照れちゃうわ。

 高原でひとり、俺は口笛を吹く。ミルクいろの靄が流れて、幻想的な景色だ。ミルクいろの靄の中を動くものがある。闇夜に蠢く黒猫は黒と黒だが、これは白に白。なんだろう。俺は口笛の形に口を開いたままで、目を凝らす。

「……ああ、そっか」

 そうだよな、タイトルに合わせないといけないもんな。
 そうとわかっちゃいるけど、白い景色の中の白馬には見とれてしまう。純白の馬にまたがって、どこか遠いところへ行ってしまいたくなるような。

「俺がいなくなったら、全世界の女性が哀しむから駄目。うん、しかし、この手法って二度と使えないだろうな。一回くらいいいかな。ね、白馬さん?」

END










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