番外編

FS超ショートストーリィ・四季の歌・章「春の非」

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フォレストシンガーズ

四季のうた

「春の非」

 うらうらと春の陽。
 昼寝がしたくて登ってきた、都会のビルの屋上。ここは空中庭園になっていて、人の目に触れにくい緑の中に隠れていられる。これもフォレストの一種だ。

「フォレストシンガーズの木村章さん?」
 ファンに見つけられて声をかけられるのが嬉しいときもあれば、わずらわしいときもある。今の俺は春の陽の中で、誰でもないひとりの人間でいたかった。なんてかっこつけてみても、別に意味ないんだけどね。

 はるのひ……。
「ひ」っていろんな字があるなぁ、なんて、春の陽の中で考える。ほとんど眠りの中にいながらも、「はるのひ」を考えていた。ねむいときのしこうにはいみがなくて、いみがないのがいいのだから……。

 あ、こんな字もある。
「非常階段」の非。これも、春の「ひ」。

END








 
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~ Comment ~

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ふうん。珍しいタイトル、フレーズに惹かれましたね。
春の非。
春の非ず。
さすじめ、春非ず。
・・・といったところになるのでしょうかね。
こういう造語というか漢字遊びするのも日本人の興ですよね。
(*''ω''*)

LandMさんへ

いつもコメントありがとうございます。
春は「ひ」のタイトルの予定です。

春に非ず、って意味にもできますよね。
ひとつの漢字にさまざまな意味があるのは、漢字文化圏ならでは。
中国でも同じなんでしょうか。
昔はベトナムなんかも漢字を使っていたようで、韓国ももっと使っていたようで、日本でも漢字廃止の動きはあったようで。

漢字はないほうが楽かもしれないけど、あるほうが面白いですよね。
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