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FS俳句・短歌・超ショートストーリィ2017/4

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 FS俳句・短歌・超ショートストーリィ2017/4

 ぼーっと春霞がかかったような頭の中に、こんな歌が浮かぶ。

 「杏あまさうな人は睡(ね)むさうな」室生犀星

 ひとり、故郷の道を歩いている隆也の頭の中の春霞は、まぼろしの杏の花がつくりだしているのか。この歌の「杏」とは杏の実のことなのだろうが、先に花だ。白い花、杏の花。

 ここは隆也のふるさとでもあり、歌を詠んだ室生犀星のふるさとでもある。

 見たいな、杏の花を。
 俺にもこんな歌が詠めるだろうか。
 あなたに張り合おうなんて、へっぽこ歌人には僭越ですけどね、犀星先生。俺だと犀星氏ではなくて再生紙みたいものだもんな。

 なんて、ひとりごとも頭にのぼせながら歩くのは、金沢は犀川のほとり、「さいせいのみち」。

TAKA/35/END

KIMG0076.jpg

あんずではなく、今月も梅の花です。
私も杏の花が見てみたいにゃ。
















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