ショートストーリィ(しりとり小説)
108「恋愛冷凍庫」
しりとり小説108
「恋愛冷凍庫」
美人だとの自覚はある。子どものころから周囲の大人にもてはやされて、マリちゃんは嫁にほしいって引く手あまただろうね、大人になったらもてて困るだろうね、ミス・ユニバースにでも出場してみる? と言われていた。
逆に、意外と大人になったら平凡なルックスになるかもしれないよ、と意地悪を言う人もいたのだが、万里江の母は美人なのだから、あんたも大丈夫だよ、とも言われていた。
二十歳になるころには、万里江はほどよく美人に成長していた。
周囲の人々に言われた通りで、大学生のころにはもてまくった。アルバイトをしていたのがライヴハウスだったので、出入りする有名人にまで声をかけられて、ちょっとは遊んだこともある。
が、自分を安売りしないと決めていたので、つきあってくれと言われても断る場合だってあった。つきあってほしい、僕の彼女になって、との告白は引きも切らなかった二十代だが、意外に結婚の申し込みは受けたことがない。結婚なんて先の話だとのんびりかまえているうちに、万里江は二十八歳になった。
今度こそチャンスだ。これを逃すと後がない。いや、後はなくはないだろうが、ここまでの優良物件はきっとない。女は三十代になると結婚相手としての値打が下がるとの説は腹立たしいが、ある意味は事実なのだろう。だから、これがラストチャンスだ。
「高卒なんて、万里江ちゃんはいやかな」
「そんなことないよ。私は学歴なんか気にしない。私だってたいした大学を出てるわけでもないんだし、それよりも今の仕事のほうが大切だよ。赤川くんは高校を卒業してプロ野球選手になって、一生懸命がんばってきたんだものね。立派だよ」
「二軍だけどね」
友人の紹介で知り合った赤川宗義の名前は、いわれてみればうっすら記憶にあった。
高校野球甲子園大会を湧かせた剛腕ピッチャーだ。ルックスはそれほどよくもなかったので、女の子に騒がれるといったタイプではなく、玄人筋が目をつけていた。
ドラフト会議で彼を一位指名したのは五チーム。競合した場合はくじ引きだと決まっていて、籤で交渉権を引き当てたのは在京の人気球団だった。赤川投手の動向には日本中の野球ファンが注目していたので、号外までが出た。
たいていの球団はよほどできあがっている選手以外は、高卒の場合は二軍で鍛える。赤川投手もそうして二年、二軍でみっちり研鑽を積んだ。三年目に一軍登板を果たしたのだが、緊張のあまり大失敗をしたのだそうだ。野球には特に興味のない万里江にはよくわからない部分もあったのだが、ユーモアもまじえた赤川の話に熱心に聞き入っていた。
「一度の失敗だったら長い目で見てもらえるんだろうけど、俺は三回も失敗したんだよね。そのせいで二軍に逆戻り。その年は結局、一軍はそれっきりだったよ」
二軍に戻ってトレーニングを重ね、秋季キャンプ、春季キャンプと猛練習を積み、翌年には一軍で初勝利も挙げた。前途は洋々と輝いていると信じていた、赤川宗義、二十二歳の春。
「故障しちまったんだよね。その年はなんとかだましだましやってたんだけど、このままじゃやばいみたいだから、手術したんだ」
「どこを?」
「ここ」
肘を示してみせる赤川の太い腕を、万里江はそっと抱えてみた。たくましくて頼もしそうな腕だ。赤川はくすぐったそうな顔になって続けた。
「二十二歳の年は棒に振ったけど、改めて鍛え直して、翌年には一軍で三勝したよ。スランプに陥ったり、体力不足でばてて二軍にいかされたりもしたけど、まあまあいい年だったかな。だけど、また去年、手術したんだ」
「ここ?」
「うん、二度目の手術」
たくましい腕を抱えたまま、万里江は彼の肘を優しく撫でた。
「だけど、もう万全だよ。今年は俺の勝負の年だ。もうじき春季キャプがはじまるんだけど、自主トレーニングだってやってる。今日は久しぶりの息抜きで、お酒はあんまり飲めないけど、万里江さんに会えて嬉しかったな」
「私も、赤川さんのお話を聞いてるととっても楽しいし、ほんとに立派だと思う。尊敬しちゃうな」
「プロだもの、当たり前だよ。契約金は一億ももらったんだからさ」
「一億? へぇぇ」
内心では、すごいっ!! と騒いでいたのだが、ここで大騒ぎしてはお金に目がくらんだのかと思われそうでぐっと耐えた。
宗義が二十五歳、万里江が二十八歳の新春に出会い、それからは万里江もプロ野球に関心を示すようになった。その年も宗義は一軍と二軍を行ったり来たりしていたし、先発ピッチャーというポジション柄、一軍の試合を見にいっても出ていないほうが多かったが、多少は万里江も野球に詳しくなった。
「今年はまあまあの年だったかな。これでもう大丈夫だからって、上からも言われたよ。給料もちょっと上がったし、来年は一軍に定着できそうだ。万里江さん、俺と結婚を前提につきあってくれますか」
「……はい」
これで私も二十代のうちに結婚できそう。神さま、プロ野球選手だなんて優良な男をプレゼントしてくれてありがとう。万里江は心の中で快哉を叫んでいた。
ルックスなんかどうでもいいの。男は仕事よ。
今はまだやっと一軍に定着できた程度だから、年俸も高くはない。けれど、近いうちには一千万を超え、活躍次第では億単位の年俸を稼げるはずだ。一億円の契約金だって残っているみたいだし。
「……しょっちゅうはデートできないけど、我慢してくれるよね」
「そんなの当り前よ。だけど、私も働いてたらよけいにデートできないよね。いっそ仕事、やめちゃおうか。そしたらムネくんが試合に行っているところに私も行けて、デートもできるよ」
「それもいいかな。マリちゃん、実は俺が浮気しないように見張りたいとか?」
「そんなことは思ってないけど、見張りもしなくちゃいけないんだよね」
幸せだった。相思相愛の仲だと信じて、これから上昇気流に乗って飛翔していく一方の宗義を支える妻になろうと、万里江は決意を固めていた。
「……あのさ」
「なあに?」
なのに、宗義はまたしても故障してしまった。肘の故障は癖になるとも言う。何度もメスを入れても復活する選手はいるが、三度目の手術を行った宗義の将来は不安だとも万里江は思う。それでも、今年も一軍で二勝はしたのだから、シーズンが完全に終了してゆっくりデートをすることになった今夜は、正式にプロポーズをしてくれると信じていた。
「……俺、自由契約になったんだ」
「自由契約って? FAとかってやつ? よその球団に代わるの? あ、それともメジャーとか? メジャーからオファーがあったの? すごいじゃん」
「馬鹿か」
もしかして私、アメリカで暮らせるの? 一瞬、浮き立った気分に、宗義がクールに氷水をぶっかけた。冷静に考えれば、一軍と二軍のエレベータ暮らしの故障がちなピッチャーに、メジャーリーグからのオファーなどあるわけがない。万里江だってそのくらいは知るようになっていた。
「自由契約ってのはクビだよ。馘首、クビ」
「クビ? そしたら……別の球団に……」
「俺はなまじ名前を知られてる。そうは言っても忘れられかけてはいるけど、あの赤川だって、ああ、落ちぶれたもんだな、って、そんな目で見る奴はいるんだよ」
「……だから?」
「そうじゃなくても、俺のこの腕や肘や実績やを考えたら、国内の球団も取ってはくれないよ。トライアウトを受けたって断られるよ」
トライアウトとは、プロ球団を自由契約になった選手の再チャレンジ制度だ。宗義はそのテストを受けてみる気もないようで、暗い目をしていた。
「結婚は……」
「したかったよ。今年も契約更改をしてもらえたら、プロポーズするつもりだった。今年は給料は下がるかもしれないけど、またがんばればいいんだ。結婚したらマリちゃんだってもう一度働いてくれるかもしれないって、甘く考えてた。でも、俺には仕事がなくなったんだ。マリちゃんはこんな俺と結婚する気、あるのかよ」
返事ができなかった。
愛してる? 愛してるつもりだったよ。愛があれば苦労も厭わない。ムネくんがプロ野球選手としての道を歩いていくのならば、私は彼を支えてついていく。そのつもりだった。しかし、それはプロ野球選手の赤川宗義についていくという意味だったのだ。
プロ野球選手のムネくんは愛していたけど、そうじゃない彼を愛しているといえる? 万里江の胸の中に冷凍庫ができたような気がする。その中に「愛している」の気持ちを閉じ込めて冷凍しても、二度と取り出したりはしない、どんな言葉で宗義にそうと伝えればいいのか、万里江の頭の中にはそれ以外の思考は生まれてこなかった。
次は「こ」です。
主人公について
蛇足ながら、小さなストーリィの各主人公について補記しておきます。
フォレストシンガーズストーリィ・46「サンライズ・サンセット」に一瞬登場する、ライヴハウスのアルバイト女性、マリちゃんです。しりとり小説もたくさん書いて、キャラクターの在庫がなくなってきつつあります(^^;
「恋愛冷凍庫」
美人だとの自覚はある。子どものころから周囲の大人にもてはやされて、マリちゃんは嫁にほしいって引く手あまただろうね、大人になったらもてて困るだろうね、ミス・ユニバースにでも出場してみる? と言われていた。
逆に、意外と大人になったら平凡なルックスになるかもしれないよ、と意地悪を言う人もいたのだが、万里江の母は美人なのだから、あんたも大丈夫だよ、とも言われていた。
二十歳になるころには、万里江はほどよく美人に成長していた。
周囲の人々に言われた通りで、大学生のころにはもてまくった。アルバイトをしていたのがライヴハウスだったので、出入りする有名人にまで声をかけられて、ちょっとは遊んだこともある。
が、自分を安売りしないと決めていたので、つきあってくれと言われても断る場合だってあった。つきあってほしい、僕の彼女になって、との告白は引きも切らなかった二十代だが、意外に結婚の申し込みは受けたことがない。結婚なんて先の話だとのんびりかまえているうちに、万里江は二十八歳になった。
今度こそチャンスだ。これを逃すと後がない。いや、後はなくはないだろうが、ここまでの優良物件はきっとない。女は三十代になると結婚相手としての値打が下がるとの説は腹立たしいが、ある意味は事実なのだろう。だから、これがラストチャンスだ。
「高卒なんて、万里江ちゃんはいやかな」
「そんなことないよ。私は学歴なんか気にしない。私だってたいした大学を出てるわけでもないんだし、それよりも今の仕事のほうが大切だよ。赤川くんは高校を卒業してプロ野球選手になって、一生懸命がんばってきたんだものね。立派だよ」
「二軍だけどね」
友人の紹介で知り合った赤川宗義の名前は、いわれてみればうっすら記憶にあった。
高校野球甲子園大会を湧かせた剛腕ピッチャーだ。ルックスはそれほどよくもなかったので、女の子に騒がれるといったタイプではなく、玄人筋が目をつけていた。
ドラフト会議で彼を一位指名したのは五チーム。競合した場合はくじ引きだと決まっていて、籤で交渉権を引き当てたのは在京の人気球団だった。赤川投手の動向には日本中の野球ファンが注目していたので、号外までが出た。
たいていの球団はよほどできあがっている選手以外は、高卒の場合は二軍で鍛える。赤川投手もそうして二年、二軍でみっちり研鑽を積んだ。三年目に一軍登板を果たしたのだが、緊張のあまり大失敗をしたのだそうだ。野球には特に興味のない万里江にはよくわからない部分もあったのだが、ユーモアもまじえた赤川の話に熱心に聞き入っていた。
「一度の失敗だったら長い目で見てもらえるんだろうけど、俺は三回も失敗したんだよね。そのせいで二軍に逆戻り。その年は結局、一軍はそれっきりだったよ」
二軍に戻ってトレーニングを重ね、秋季キャンプ、春季キャンプと猛練習を積み、翌年には一軍で初勝利も挙げた。前途は洋々と輝いていると信じていた、赤川宗義、二十二歳の春。
「故障しちまったんだよね。その年はなんとかだましだましやってたんだけど、このままじゃやばいみたいだから、手術したんだ」
「どこを?」
「ここ」
肘を示してみせる赤川の太い腕を、万里江はそっと抱えてみた。たくましくて頼もしそうな腕だ。赤川はくすぐったそうな顔になって続けた。
「二十二歳の年は棒に振ったけど、改めて鍛え直して、翌年には一軍で三勝したよ。スランプに陥ったり、体力不足でばてて二軍にいかされたりもしたけど、まあまあいい年だったかな。だけど、また去年、手術したんだ」
「ここ?」
「うん、二度目の手術」
たくましい腕を抱えたまま、万里江は彼の肘を優しく撫でた。
「だけど、もう万全だよ。今年は俺の勝負の年だ。もうじき春季キャプがはじまるんだけど、自主トレーニングだってやってる。今日は久しぶりの息抜きで、お酒はあんまり飲めないけど、万里江さんに会えて嬉しかったな」
「私も、赤川さんのお話を聞いてるととっても楽しいし、ほんとに立派だと思う。尊敬しちゃうな」
「プロだもの、当たり前だよ。契約金は一億ももらったんだからさ」
「一億? へぇぇ」
内心では、すごいっ!! と騒いでいたのだが、ここで大騒ぎしてはお金に目がくらんだのかと思われそうでぐっと耐えた。
宗義が二十五歳、万里江が二十八歳の新春に出会い、それからは万里江もプロ野球に関心を示すようになった。その年も宗義は一軍と二軍を行ったり来たりしていたし、先発ピッチャーというポジション柄、一軍の試合を見にいっても出ていないほうが多かったが、多少は万里江も野球に詳しくなった。
「今年はまあまあの年だったかな。これでもう大丈夫だからって、上からも言われたよ。給料もちょっと上がったし、来年は一軍に定着できそうだ。万里江さん、俺と結婚を前提につきあってくれますか」
「……はい」
これで私も二十代のうちに結婚できそう。神さま、プロ野球選手だなんて優良な男をプレゼントしてくれてありがとう。万里江は心の中で快哉を叫んでいた。
ルックスなんかどうでもいいの。男は仕事よ。
今はまだやっと一軍に定着できた程度だから、年俸も高くはない。けれど、近いうちには一千万を超え、活躍次第では億単位の年俸を稼げるはずだ。一億円の契約金だって残っているみたいだし。
「……しょっちゅうはデートできないけど、我慢してくれるよね」
「そんなの当り前よ。だけど、私も働いてたらよけいにデートできないよね。いっそ仕事、やめちゃおうか。そしたらムネくんが試合に行っているところに私も行けて、デートもできるよ」
「それもいいかな。マリちゃん、実は俺が浮気しないように見張りたいとか?」
「そんなことは思ってないけど、見張りもしなくちゃいけないんだよね」
幸せだった。相思相愛の仲だと信じて、これから上昇気流に乗って飛翔していく一方の宗義を支える妻になろうと、万里江は決意を固めていた。
「……あのさ」
「なあに?」
なのに、宗義はまたしても故障してしまった。肘の故障は癖になるとも言う。何度もメスを入れても復活する選手はいるが、三度目の手術を行った宗義の将来は不安だとも万里江は思う。それでも、今年も一軍で二勝はしたのだから、シーズンが完全に終了してゆっくりデートをすることになった今夜は、正式にプロポーズをしてくれると信じていた。
「……俺、自由契約になったんだ」
「自由契約って? FAとかってやつ? よその球団に代わるの? あ、それともメジャーとか? メジャーからオファーがあったの? すごいじゃん」
「馬鹿か」
もしかして私、アメリカで暮らせるの? 一瞬、浮き立った気分に、宗義がクールに氷水をぶっかけた。冷静に考えれば、一軍と二軍のエレベータ暮らしの故障がちなピッチャーに、メジャーリーグからのオファーなどあるわけがない。万里江だってそのくらいは知るようになっていた。
「自由契約ってのはクビだよ。馘首、クビ」
「クビ? そしたら……別の球団に……」
「俺はなまじ名前を知られてる。そうは言っても忘れられかけてはいるけど、あの赤川だって、ああ、落ちぶれたもんだな、って、そんな目で見る奴はいるんだよ」
「……だから?」
「そうじゃなくても、俺のこの腕や肘や実績やを考えたら、国内の球団も取ってはくれないよ。トライアウトを受けたって断られるよ」
トライアウトとは、プロ球団を自由契約になった選手の再チャレンジ制度だ。宗義はそのテストを受けてみる気もないようで、暗い目をしていた。
「結婚は……」
「したかったよ。今年も契約更改をしてもらえたら、プロポーズするつもりだった。今年は給料は下がるかもしれないけど、またがんばればいいんだ。結婚したらマリちゃんだってもう一度働いてくれるかもしれないって、甘く考えてた。でも、俺には仕事がなくなったんだ。マリちゃんはこんな俺と結婚する気、あるのかよ」
返事ができなかった。
愛してる? 愛してるつもりだったよ。愛があれば苦労も厭わない。ムネくんがプロ野球選手としての道を歩いていくのならば、私は彼を支えてついていく。そのつもりだった。しかし、それはプロ野球選手の赤川宗義についていくという意味だったのだ。
プロ野球選手のムネくんは愛していたけど、そうじゃない彼を愛しているといえる? 万里江の胸の中に冷凍庫ができたような気がする。その中に「愛している」の気持ちを閉じ込めて冷凍しても、二度と取り出したりはしない、どんな言葉で宗義にそうと伝えればいいのか、万里江の頭の中にはそれ以外の思考は生まれてこなかった。
次は「こ」です。
主人公について
蛇足ながら、小さなストーリィの各主人公について補記しておきます。
フォレストシンガーズストーリィ・46「サンライズ・サンセット」に一瞬登場する、ライヴハウスのアルバイト女性、マリちゃんです。しりとり小説もたくさん書いて、キャラクターの在庫がなくなってきつつあります(^^;
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もくじ
内容紹介

もくじ
いただきました

もくじ
forestsingers

もくじ
novel

もくじ
番外編

もくじ
グラブダブドリブ

もくじ
ショートストーリィ

もくじ
ショートストーリィ(雪の降る森)

もくじ
キャラクターしりとり小説

もくじ
ショートストーリィ(花物語)

もくじ
企画もの

もくじ
お遊び篇

もくじ
連載小説1

もくじ
リクエスト小説

もくじ
BL小説家シリーズ

もくじ
時代もの

もくじ
別小説

もくじ
リレー

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共作

もくじ
未分類

~ Comment ~
danさんへ
いつもありがとうございます。
恋愛と結婚は当然、ちがいますよね。結婚となるとどうしたって打算が入り込む。これからの人生がかかってるんですから、当然だと思われます。
だからこそ私は、結婚に至らない恋愛を書きたがるのかなと思います。
毎年毎年、プロ野球選手が誕生します。彼らはプロになれたというだけで特別なんでしょうけど、一億円の契約金をもらって巨人に入団しても、クビになってしまう人もいる。
ひっそり球界から去っていく男性の中には、こんな女性との別れを経験したひともいるかもしれないと想像して書きました。
スポーツは全般に苦手なのですが、好きな球団があるゆえに、野球だけは熱意をもって見ています。
danさんも阪神ファンでいらっしゃるのですか?
小林江川のトレードは、巨人も阪神もどっちもどっちで、気の毒だったのは小林さんだけだとも聞きますね。
「告白」のほうは、私が母にこんなことを告白されたら……と妄想して書いたものでして、自分が告白する立場はあまり考えていませんでした。
やはりものごとは多角的、多面的に見ないといけませんね。
読みごたえあると言っていただけるのはとっても嬉しいです。
私もdanさんのご感想は、改めて考え直すきっかけにもなって感謝しています。
またぜひいらして下さいね。
恋愛と結婚は当然、ちがいますよね。結婚となるとどうしたって打算が入り込む。これからの人生がかかってるんですから、当然だと思われます。
だからこそ私は、結婚に至らない恋愛を書きたがるのかなと思います。
毎年毎年、プロ野球選手が誕生します。彼らはプロになれたというだけで特別なんでしょうけど、一億円の契約金をもらって巨人に入団しても、クビになってしまう人もいる。
ひっそり球界から去っていく男性の中には、こんな女性との別れを経験したひともいるかもしれないと想像して書きました。
スポーツは全般に苦手なのですが、好きな球団があるゆえに、野球だけは熱意をもって見ています。
danさんも阪神ファンでいらっしゃるのですか?
小林江川のトレードは、巨人も阪神もどっちもどっちで、気の毒だったのは小林さんだけだとも聞きますね。
「告白」のほうは、私が母にこんなことを告白されたら……と妄想して書いたものでして、自分が告白する立場はあまり考えていませんでした。
やはりものごとは多角的、多面的に見ないといけませんね。
読みごたえあると言っていただけるのはとっても嬉しいです。
私もdanさんのご感想は、改めて考え直すきっかけにもなって感謝しています。
またぜひいらして下さいね。
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興味深く読みました。
プロ選手の大多数が赤川君みたいなのではと思います。
厳しい世界です。
真理江さんみたいな人もいっぱいいるでしょう。彼女の態度も
仕方ないかなあ.....。お互いに本当の愛情があったなら、
こういう結果にはならなかったでしょう。
「告白」も面白かったです。この年齢での告白だからなんか笑って
聞きながせそうな気もします。
でも子供に話して何か得るところがあるのでしょうか。
夫と相手の妻を裏切っているのだから、少しは罪悪感かあっても
と思います。
一生に一度の恋と思いこみ自己陶酔に陥っているのではと、少し
冷たい目でみている私です。
久し振りに覗いてみて読みごたえのある作品いっぱいて楽しませて頂いています。