企画もの

10000hit御礼!!!!!!!!!! 「続・FS銀河鉄道」

 ←FS冬物語「柊」 →創作に関するバトン

わ~~~い!!!!!!!!!!
ついにトップページのカウンターが10000を超えました。
!マーク1コにつき、1000hitって意味で10コつけてみました。

テンプレートにちなんでの9000HIT記念ショートストーリィ、「FS銀河鉄道」。
春を待つこの季節にはテンプレートは代わっていますが、続編を書きました。

ここまでたどりつきましたのも、ひとえに読んで下さるみなさまのおかげです、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。



「続・FS銀河鉄道」

 
 産みの母はいるし、広大と壮介の母でもある私の育ての母、津々井茜。今日は彼女について、彼女のブログについて語らせてもらいます。

 はじめまして、じゃない方もいらっしゃるかと思いますが、フォレストシンガーズの本庄繁之の妻、恭子です。美江子さんも時々、うらやましい立場だと言ってもらっているようですが、私を羨んで下さる方もいらっしゃるのね。シゲちゃんの奥さんだからって特別扱い、そうですよね。ごめんなさい。でも、羨ましいと言ってもらえるって嬉しいな。

 思い起こせば十年以上も前に、フォレストシンガーズは大学の先輩後輩で結成したヴォーカルグループとしてデビューしました。私は長崎の高校を卒業して東京に出てきて、そのころは会社で働きながらプロのテニス選手になろうとがんばっていました。

 そんなフォレストシンガーズを書くブログとしてはじまった、「茜いろの森」。私の育ての母の小説ブログです。「小説」、「フィクション」ではありますが、フォレストシンガーズはほんとにいるのよ。恭子も広大も壮介もいるの。あなたが信じてくれれば、本当にいるのです。

 最初は著者以外には誰も訪ねて下さる方もいなかったブログが10000HIT。ここまでたどりついてやっと、ブログが存在しているという意味があるみたいな? そうおっしゃる方もいますから、やってきてよかったんだと思えます。

 「茜いろの森」がはじまって四年と数か月。フォレストシンガーズがデビューしてから十一年と数か月。リアルとフィクションがごっちゃになって、フィクションのほうはリアルには時が流れていかないのもあって、時間的矛盾はかなりありますが、気にしないでね。

 はじめのうちは「茜いろの森」同様にまるで人気のなかったフォレストシンガーズは、ブログを追い越して成功しつつあります。「茜いろの森」はあいかわらず過疎ブログですが、フォレストシンガーズのファンクラブはけっこう盛況のようで、バーチャルプロジェクトの「FS銀河鉄道」にしても、当初の予定の9000人をオーバーして、10000人に達しました。

 なにが10000人って? 登録して下さったファンの方ですよ。
 それでは、恭子と一緒に「FS銀河鉄道」を見学にいってみましょうね。

「猫がいいな。案内役は猫がいいよ」
「猫嫌いだってこの世には大勢いるぞ」
「案内役の猫を好みで犬にチェンジってこと、できるでしょ? できるよね」

「じゃあ、案内役は猫で決まり。名前はなににする? ユキ?」
「銀河ってのはミルキィウェイだよな。ミルキィは? ……あ」
「ああ、そうだよな」

 あ、ああ、そうだよな、と彼らがうなずき合ったのは、ミルキィウェイという名前は不吉だからなのだそうです。木村さんと乾さんがシンガーのミルキィウェイさんとちょっとね……なになに? とおっしゃる方は、本編をお読み下さい。

 インターネットはやるものの、プログラミングだのなんだのといった専門的なことには疎い。フォレストシンガーズの公式サイトはあるものの、基本はスタッフまかせで彼らは歌ったり文章を書いたりするだけ。

 三十代にしてはそういう世界には詳しくない、おたく体質の本橋さんにしても、彼の趣味は別方向に向かう。そういった彼らですので、特別プロジェクトもスタッフまかせです。それでも事前に、どんなふうにするのかの相談はしていました。

 そうして決まった案内役の白猫の名前は「ミルク」。アニメキャラふうのミルクは、声優さん担当の少年声でお喋りします。

「恭子さん、いらっしゃい。ミルクです」
「こんにちは。可愛いね。抱っこさせて」
「僕、重いよ」
「大丈夫。私は両腕で息子たちをひとりずつ抱えて走れるんだから」
「さすがアスリート」

 ふわふわもふもふのミルクを抱いて、銀河鉄道の中を案内してもらいます。
 バーチャルですから、私も可愛い女の子のアバターに変身。金髪ツインテールでピンクと白の水玉ワンピース。私の体格ではこんなファッションはリアルではしにくいので、なんだか楽しいな。

「よっ、恭子さん、来てくれたのか」
「本橋さん、こんにちは。いつも本庄がお世話になってます」
「いやいや、こちらこそ。ほぉ、恭子さんが……」
「恭子には見えないって言いたいんでしょ?」
「そうは言ってないよ。じゃあ、楽しんでいって」

「ようこそ、恭子さん、今日はまた一段とキュートだね」
「もう、乾さんったらお上手なんだから」
「お上手ではありませんよ。ミルク、恭子さんは俺がエスコートするから、おまえは引っ込んでもいいよ」
「いやだよぉだ。僕は恭子さんのこのあったかな胸に、いつまでも抱かれていたいの」
「……おまえは幸生か。では、俺が引き下がりますよ。ごゆっくり」

「よく来たね、じゃあね」
「……あら、ま、木村さんったらつれないんだ。あれだけ?」
「彼はああいうひとだからね」
「ま、そうだね」

「きゃああ、恭子ちゃん、いらっしゃあい。ミルク、どけよ。おまえは邪魔だからあっちに行け」
「ダメダメ、シゲさんに頼まれてるんだ。幸生くんの魔の手から奥さんを守るようにって」
「おまえも男だろ。なんだよ、そんなうっとりした顔しちゃってさ。恭子さん、ミルクと俺とどっちがいいの?」
「ミルク」
「あ、そ」

 アニメではあるのですが、特徴を上手にとらえてあって実写のようにも見える、フォレストシンガーズのみなさんが、かわるがわる出てきてくれました。
 ここは写真室、ここは資料室、ここは展望ルーム、ここは音楽ルーム、ここは談話室、ミルクの案内であちこち回ってから、銀河鉄道の操縦室までやってきました。

「……あそこでライヴ、やるのね」
「そうだよ。今回のプロジェクトのメインイベントは、あの大星雲でのフォレストシンガーズライヴだからね」
「それがすんだらプロジェクトはおしまい? 寂しいね」
「ファンの方は寂しがってくれるかもしれないけど、恭子さんは……」
「私だって寂しいよ」

 はるか彼方に見えるのは、マゼラン大星雲なのかしら? マゼランだかなんだか、私はそれしか大星雲の名前を知らないけど、今度、本物の本橋さんに会ったら教えてもらおう。本橋さんはうちの広大も彼の影響で宇宙好きになりかけているほどの、宇宙博士だから。

 そうね、私はそうして、フォレストシンガーズのみなさんに本当に会える。それでよその女性にうらやましがってもらえるんだよね。

「おーい、恭子、俺たちは今、ここでライヴのリハーサル中だよ。準備万端整えて待ってるから、きみも存分に楽しんでからここまでおいで」
「はーい、シゲちゃん、がんばってね」

 星雲にシゲちゃんの顔が浮かび上がる。これは私にだけの特別待遇? 腕の中のミルクと一緒に手を振って、シゲちゃんの笑顔に応えてみせた。

END







 

スポンサーサイト


  • 【FS冬物語「柊」】へ
  • 【創作に関するバトン】へ
  • Tag List 
  •  * |

~ Comment ~

おめでとうございます。

1万ヒット、おめでとうございます。
訪問者、読者様は本当にありがたいですよね。
私も、ブログでなかったら、エネルギーが湧かずに、何も書けないかもしれません。
でもあかねさんは、ブログを始めるずーーーと前からフィレストの面々を書かれてたんですね。
だからあんなにたくさんの物語が・・・。
最初の切っ掛けってなんだったんでしょう。(聞いたことあったかな?)

とにかく、ここまで来たらメンバーがみんな結婚するまで・・・いや、殿堂入りするまで付き合わなきゃ、ですね。
でも、結婚は無理にしなくたっていいんだよ、みんな(爆)

FS銀河鉄道のサイト。見てみたいなあ~^^

limeさんへ

コメントありがとうございます。
四年とちょっとで10000ですから、ものすごーくスローペースでしたけど、ここまでたどりつけただけでも嬉しいです。
10000なんていつのことかと思っていましたが、limeさんのおかげさまもありまして、感謝しています。

小説自体を書きはじめたのは高校生のころからで、それから五年ほどたったころにはもう、小説を書くことが人生の一部というか、書くことと読むことが一番の趣味になっていました。

フォレストシンガーズを書きはじめてからは6年くらいかな?
その前からいろんなシリーズがありまして、ひとつのなにかに凝る性格ですので、お気に入りはシリーズになるのです。
ブログをやっていなくても誰かに読んでもらいたくて、友達にお願いしては迷惑かけていたなぁと、今になっては反省しています。

ブログだと読みたくないひとは来てくれないわけで、その気になった方だけがいらして下さるわけで。
昔からの友人はほぼ来てくれませんが、かわりにlimeさんが来て下さるから、それでいいんです。(^o^)

フォレストシンガーズを書きはじめたきっかけですか?
ロックバンド、みんな同い年、というシリーズが多かったので、大學の先輩後輩関係のヴォーカルグループを書きたくなって、そのときちょうど頭の中に章がいて、あ、オレ、俺、俺がいるだろ、とオレオレ詐欺のようなことを……。

きっかけはたぶん章です。
だから彼は特別なんですが、特別いぢめているような気がしなくもなく。

結婚はたぶん、彼と彼とはしませんから。
いえ、そうでもなくて、結婚するバージョンもあるんですけどね。
時々そんなふうに、別バージョンストーリィができてきたりもするんですけど、フォレストシンガーズは終わらせません!! 
……そのつもりでいます。

長々の返事ですみません。
誰かがほんとにFS銀河鉄道サイト、作ってくれたらいいなぁ。私にはそんな技術、ありませんので。

Congratulations!

一万ヒットおめでとうございます^^
やはり、続けていらっしゃるということが素晴らしいと思います。

フォレストシンガーズだけで6年ですか。ほえ~~(イミフ)
しかもそれと平行して他にもたくさんの物語を書き続けていらっしゃるあかねさんには本当に脱帽です。
私はたったの一つに今のところ2年半かけていて、しかもしょっちゅう息切れ状態・・・(苦笑)

そうか。アキちゃんがオレオレ詐欺を。なるほど。
物語のきっかけって、面白いですね。

これからもどんどん話を続けていってくださいね。
結婚話はねえ、実はあの人の結婚生活も見てみたい。
そして、あの人のパパぶりも見てみたい。ふふふ。

でも、一番見たいのは、フォレストシンガーズのライブです! 
↑これ、実にお願いしたい^^

けいさんへ

いつもありがとうございます。
けいさんはよくネタを下さいますので、それも重ねて感謝、感謝です。

四年とすこし前にブログをはじめてときには、フォレストシンガーズしかなかったのですよ。
フォレストシンガーズは長くて、読みたいけど長い、と言われることがよくありましたので、短いのも書かなくちゃと考え、昔、書いていたグラブダブドリブやらジョーカーを引っ張り出してき、ふと浮かんだコネタを小説にし、などとやっているうちに、まとまりのないブログになってしまいました。

ほんとはひとつだけ、じっくり書くほうがいいんじゃないかとも思います。
私は凝り性のくせに、同じことばかりやっているのが嫌いなので、浮気もするんですよね。

そうそう、うちのアキちゃんがオレオレ詐欺をね……
「おい、こら、誰が詐欺をやったんだ」と章が怒っております。

あのひとの結婚生活……あのひとのパパぶり。
前者はiのつくひとで、後者はyのつくひとですかね。

先日金沢に行ってきまして、隆也くんの将来に思いを馳せまして、彼女との仲が……いや、それは、などと悩んだりもしています。
http://quianquian.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-7426.html
金沢ネタです。↑

でもきっと、もうひとりの彼は……でしょうねぇ。
あ、フォレストシンガーズライヴ、いいですねぇ。
田島くんにジョイントライヴをお願いしたいのですが、受けてくれますかしら?

10000ヒット、おめでとうございます!

なんだかんだと言っても、1の積み重ねの数ですもの、続けていなかれば、そしてやっぱり訪ねてくれる人がいなければ達成しない数ですよね!

前回も思いましたが、この「FS銀河鉄道」の発想がいいですね。
何だか昔、自分たちのキャラで遊んでいた、友人たちと作っていたコピー誌を思い出しました。インタビューコーナーや毎月のカレンダーのおまけまであって……楽しかった。
バーチャルの世界って、いっぱい色んなことができるからいいなぁ。遊びに行ってみたいです。

あかねさんのいろんな想いとか知識とか、いっぱい散りばめられて、こうして短くまとめた沢山の小説群、これは本当に継続の力だなぁと思いました。確かに追いつけないのですけれど、こんなふうに小出し解説があると、ちょっと知ったかぶりができて、いい気分です(*^_^*)
で、あ、そうか、本橋さんは宇宙博士なのですね。うちの真ももともと宇宙ロケットの推進力の研究をするべく大学に行った人なので(中退したけど)、もしかして飲み屋とかで出会ったら、語り合ってしまうかも(^^)
この銀河鉄道サイトでちらちらと見えるバーチャルのキャラさんたちとの会話にまで、それぞれの個性が出ていて楽しいです。

これからも応援しています。お互い辺境/過疎に住んでいるもの同士、都会を羨んで仕方ないので^^;、これからも仲良くしてくださいね!

大海彩洋さんへ

いつもありがとうございます。
キリのいい数字は嬉しいもので、10000ともなるとほんと、嬉しさもひとしおですよね。
私のブログはまーったくアクセスのない時期が長かったので、よけいにそう思うのかもしれません。

ノートに書いたり印刷していたりしたころは、友達に渡して読んでもらっていましたが、ブログに強制的に来てもらうわけにもいかず、細々とひっそりと、それでも続けてこられてよかったと思います。

私も昔、友人たちと同人誌をやっていましたので、大海さんのおっしゃる感覚、わかりますよ。
大海さんがやっておられた最愛キャラバトンも、近いうちにやらせてもらうつもりでいます。

真さんと本橋くん、たしか生きてる時代はちがうんでしたっけ? 本橋くんのほうがかなり年下ですよね?
時を超えてめぐりあえたら、お酒を飲みながら宇宙の話……いいですねぇ。本橋くんはウルトラマンと怪獣と特撮映画が好きなのですけど、専門家ではありませんので、研究者の真さんにいろいろ教えてもらたいです。

そうですよね。
毎日たくさんの方がアクセスして下さる、都会ブログを(このたとえも面白いですね)別世界のように眺めつつ、私は辺境の温泉ブログを続けてまいります。
こちらこそ、末永くよろしくお願いします。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【FS冬物語「柊」】へ
  • 【創作に関するバトン】へ