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【 作品のご案内 】        2012.12.01 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ331「夢幻旋律」1 家族が自分の中心世界だったころだから、俺が幼稚園児だった時代。「僕はね」と子供の声で喋り、祖母に甘えていたころだ。 父は和菓子屋を営んでいて、母は華道家。多忙だった両親のかわりに、俺が甘える相手は祖母だったのだから、俺に影響を与えるのも祖母だった。祖母の本棚の古典文学書を引っ張り出してきて読んでいて、隆也にはまだ早いよ、自分で読める絵本を買ってあげよ...

 小説331(夢幻旋律) 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2012.12.03 ~  執筆
「We are joker」31 愛は勝つ、愛は克つ!! 私は冬紀を愛しているのだから、真菜にだってももこにだって、もしかしたら他にもいるのかもしれない女たちにだって負けない。克つということは、彼を疑いたくなる自分にも負けない。 そうよ、他にも女がいるだなんて、そこまでであるはずがないじゃない。 男は綺麗な女には弱いものなのだし、ましてモデルともなると、好奇心もあって近寄りたくなるだろう。売れているモデルだと冬紀...

 「We are joker」31  』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.06 ~  執筆
しりとり小説40「瀬戸の夕凪」 中学校を卒業して岡山県の高校に入学したのだから、春子がふるさとを出ていってからだと二十年近くになる。高校生のときには長い休みのたびに、高校を卒業して東京で働くようになってからは、一年か二年に一度くらいは里帰りしていた。「……春子さん」 今回は一年ぶりくらいか。実家の庭で植木の水遣りをしていると、女の子の声が春子を呼んだ。「はぁい?」「春子さんって哲司くんの叔母さん?」「...

 40「瀬戸の夕凪」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.07 ~  執筆
フォレストシンガーズ「わずか数分の物語」 世界には数多の「芸術」がある。「芸術」には難易度の高いものも低いものもある。美術や映画やらは置いておくとしても、俺にはたいへんに難易度の高い芸術は、楽器と作曲だ。作詞も無理だけど、作曲よりはなんとかなるかなぁ、だったり、作曲のほうがちょっとはやりやすいかな、だったり、ふらふら気が変わる。 下手でもいいんだ、と開き直ればいいようなものの、俺だってプロのシンガ...

 フォレストシンガーズ「わずか数分の物語」 』 より   »» 続きを読む 

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  時代もの  

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【 作品のご案内 】        2012.12.08 ~  執筆
トシちゃんとハジメちゃん①04/9/9 「ちょっとした一幕」 市中見回りから帰ってきた斎藤一が、怪訝な顔をしてしきりに首をひねっている。土方歳三はなんの気なしに声をかけた。「ご苦労さん。どうした、奇妙な顔をして。なにかあったのか」「いや、このごろよく会う娘がいるんだが」「娘?」「そうなんだ。いつごろからかは忘れたが、俺が見回りに出るとよく出くわす。私用で出かけるときにもたまに顔を見る」「ふむ、それで?」「...

 新選組異聞(大河ドラマ編) 』 より   »» 続きを読む 

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  novel  

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【 作品のご案内 】        2012.12.09 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ332「タルトンネ(月の町)」1 人生にはターニングポイントがいくつもあるのだろうが、俺がフォレストシンガーズのみんなと再会し、俺の書いた曲を彼らが歌ってくれるようになってから、また相当に人生が変化した。「小笠原英彦さんですよね。フォレストシンガーズのアルバムに曲を提供しておられる」「はい、そうですが」「フォレストシンガーズの所属事務所、オフィス・ヤマザキの社長さんから電...

 小説332(タルトンネ) 』 より   »» 続きを読む 

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  番外編  

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【 作品のご案内 】        2012.12.14 ~  執筆
番外編97「タイムマシンにお願い・The sixth」1・龍 大勢の上にも大勢いる合唱部の先輩たちを、まだきちんと把握できてはいない。しかし、どえらい美人がいるなぁ、とは思っていた。 もしかしたらキャプテンの日向さんよりも上等かもしれない美人だ。ずいぶんとちっちゃいひとなのだが、その小ささがまた可憐で、名前の通りの野に咲く花。見ているだけで気持ちよくなってきそうな彼女が、俺に内緒話をしかけてきた。「木村くんっ...

 番外編97 (タイムマシンにお願い・The sixth) 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2012.12.16 ~  執筆
「We are joker」32「私はまだ一年生で、今年は大学でいうところの教養課程みたいなものなんですよね。さまざまなジャンルをかじって、なにをしたいのか決めて、来年には専門的な学問に進もうと思ってます」「全然決まらないんですか?」「そうだなぁ。私は演奏するんじゃなくて、音楽のスタッフ的な仕事のほうが合ってるみたいとは思ってるんですよ。さっき、宇都宮さんが見学してらしたような仕事。ライヴのプロデュースができた...

 「We are joker」32  』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.17 ~  執筆
しりとり小説41「ぎくっ」  銀白色の毛皮がみんな髪の毛になる。女の子の可愛い顔を縁取る、プラチナいろの長い髪。 ほそくて長い首、華奢な肩、腕、円錐形の乳房が揺れて、ちっちゃな臍、くぴれたウェスト、うーんと伸びをしてうしろを向くと、まあるいお尻にしっぽがゆらゆら。 髪の毛の間から覗いていた三角の耳が引っ込み、しっぽもなくなって変身完了。人間の女の子になったみゅうは、すわっていた樹の太い枝の上で叫んだ...

 41「ぎくっ」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.20 ~  執筆
フォレストシンガーズ「旅の宿」 浴衣のきみはすすきのかんざし、熱燗とっくりの首、つまんで、なんて、鼻歌がこぼれそうになる。 いや、このシチュエーションは俺の好みではない。俺だったら浴衣のきみではなくて、ビキニのきみと南国の島の海で、すすきのかんざしなんて侘しいものではなくて、珊瑚のピアスがいい。 が、俺は外国には仕事以外では行ったことがない。ただ一度、深いつきあいをしていた女にふられて以来、一緒に...

 フォレストシンガーズ「旅の宿」 』 より   »» 続きを読む 

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  キャラクターしりとり小説  

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【 作品のご案内 】        2012.12.21 ~  執筆
キャラクターしりとり8「ラストオーダー」「けい子さん、喜んでくれるかな」「なんなの、いきなり?」 何人目の彼氏になるのだろうか。大学一年生のときに、たしか、はじめて男と寝たはずで、相手の名前も顔も覚えていないけど、あれから二十年近く。それだけ独身でいたら、何人もの男とそういうつきあいをしているのも当然だろう。 ここで向き合っている男は、あたしが働くロック雑誌編集部の取引先である、印刷会社の営業マン...

 キャラしりとり8「ラストオーダー」 』 より   »» 続きを読む 

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  forestsingers  

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【 作品のご案内 】        2012.12.23 ~  執筆
フォレストシンガーズのクリスマス「クリスマスイルミネーション」 十六歳だったあの夏にははじめての秘め事も経験し、冬にはあのひととふたりっきりのイヴも経験した。 好きだったひと、俺のはじめてのひと。あのひとは今ごろ、札幌のホテルで彼氏とあたため合っているのだろうか。 どうしているのかも知らないあのひとと、いるのかどうかも知らないあのひとの恋人を想像するとなおさら寒くなる。麗子さん、東京も寒いよ。 あ...

 クリスマスストーリィ2012「クリスマスイルミネーション」 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2012.12.24 ~  執筆
「We are joker」33 夫に連れられてきたライヴハウスで、赤石扶美はジョーカーの演奏を聴いた。 扶美もロックは嫌いではない。夫が昔はドラマーだったとは知っていて、がっしりした体格の耕平くんは、ドラマーだっただけにかっこいいよねとは思っていたが、結婚してからも妻の自分に隠れて練習していたとは知らなかった。 ロックなんてものとは縁を切って、常識的な社会人として生きてほしいと思わなくもない。夫としては合格点...

 「We are joker」33  』 より   »» 続きを読む 

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  novel  

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【 作品のご案内 】        2012.12.25 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ333 ほぼ同じシチュエーションで五人五様の、章・真次郎・隆也・幸生・繁之です。「捨て猫」1・章 昼間はみんなでわいわい賑やかに仕事をしていたから、夜になるとひとりになりたくなる。はじめて来た土地のはじめて入った店で、俺は焼酎のお湯割りをちびちび飲っていた。「信じた男に捨てられて ぼろぼろになった私に なにかあたたまるものを下さい 寒くて今にも死にそうなんです 浮かれた夜...

 小説333(捨て猫) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(グラブダブドリブ)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.28 ~  執筆
フォレストシンガーズショートストーリィ7つ、というのがあります。フォレストシンガーズストーリィ1-第一話「はじまり」私にとっては同じくらいに愛着のあるグラブダブドリブも、6つのショートストーリィにしました。第一話・司「雪の朝」第二話・ジェイミー「プルシアンブルー」第三話・ドルフ「少年」第四話・ボビー「Coin toss」第五話・悠介「個人教授」第六話・真柴豪(グラブダブドリブのプロデューサーです) 「りばいばる」...

 グラブダブドリブ・悠介「個人教授」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.30 ~  執筆
しりとり小説42「屈折」 独身時代にはこの雑誌にモデルとして登場したこともある。 けれど、現在の菜月にはファッションにしろ、掲載されている女たちの生きざまにしろ、若すぎてついていけない。 なのに、「stylish going」を久し振りで買ったのは、フォレストシンガーズのふたりが載っているからだ。三沢幸生と乾隆也が、女性のファッションについて語り合っているページを開いた。「乾さんは女性の和服には詳しいんですよね...

 42「屈折」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2012.12.31 ~  執筆
2012年ラストのフォレストシンガーズ「おおみそか」 寒いと言うときっとこう言われるだろうから言わなかったのに、我慢の甲斐もなくシゲさんが言い出した。「走りませんか」「ねぇねぇねぇ、シゲさん、知ってる?」「なんだよ? 俺は走ろうって言って……」「だからさ、知ってる?」 なんなんだよ、早く言え、と本橋さんにも言われて、俺は言った。「しげゆきの中にはユキがいるの」「……う」「……げ」 思い切り引かれてしまった。...

 フォレストシンガーズ「おおみそか」 』 より   »» 続きを読む 

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  forestsingers  

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【 作品のご案内 】        2013.01.04 ~  執筆
あけましておめでとうございます。今年もあいかわりませず、よろしくお願いします。フォレストシンガーズ、年のはじめの初仕事です。あれ? ちがうかな?「誰かと誰か」 1・繁之 年始の特別番組「The Session」の収録スタジオに集まっている。今夜は本番の録画で、フォレストシンガーズのみんなも同じ場所にいた。 みんながいてくれるので落ち着いてはいられるのだが、仕事はフォレストシンガーズ五人でするのではない。年始の...

 フォレストシンガーズお年始ストーリィ「誰かと誰か」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.05 ~  執筆
フォレストシンガーズ「風花」1 平素はまったく思い出しもしないこと、もしかしたら、思い出さないようにつとめていること、そんなのを思い出すのはなんのせいだろう。雪がちらついていたせいか。雪……ユキ。雪といえば。 大学を中退したのは十九のときだから、年が明けたら二年になる。俺はもうじき二十一歳。成人式になんか出席もしなかったけど、年齢だけは大人になって、あのまま大学生を続けていたとしたら最上級生だ。合唱...

 フォレストシンガーズ「風花」 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2013.01.08 ~  執筆
「We are joker」34 女の子とつきあっていれば毎日、心がはずむものであるだろうに、伸也は恵似子を思うと暗くなる。仕事の面でも一進一退といおうか、半歩進んで一歩下がるといおうか、そんな状態でもあるので、気分転換のつもりもあった。 冬紀は先約があると言ってデートに出かけていってしまい、尚は面倒だと言うので、伸也はひとりで、高校の同窓会会場にやってきた。開始時間よりは遅れていたので、すでに盛り上がっている...

 「We are joker」34  』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.09 ~  執筆
しりとり小説43「月はおぼろ」 お使いに出かけて遅くなってしまった。秋の日はつるべ落とし、どんどん暗くなる道を、きよは足早に歩く。提灯は持っていないのだから、暗くなってしまったら足元もおぼつかなくなってしまう。 こんな時刻に外にいるのははじめてだ。幼いころには祖母が、日が暮れても外で遊んでいたりしたら、怖いひとに連れていかれるえ、と言っていたのを思い出してしまう。 東山三十六峰が暮れてくる。あの山々...

 43「月はおぼろ」 』 より   »» 続きを読む 

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  novel  

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【 作品のご案内 】        2013.01.12 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ334「1%の物語」1 よぉ、おっす、元気だったか? 本橋さんの表情がそう言いたげに動く。事前にアポイントを取ったのは間接的だった上に、ペンネームを名乗っていたから、私が佐藤有華だとも、脚本家の佐藤ゆうこだとも知らなかったのだろう。けれど、私を覚えてはいてくれたのだから、胸があったかくなった。「はじめまして。しおた夕です」「はじめましてじゃないだろ」「しおた夕としてお仕事を...

 小説334(1%の物語) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.13 ~  執筆
しりとり小説44「ロックンロールウィドゥ」 解散したよ、と達巳が言ったとき、希美子はひそかに期待した。 これまでの達巳はジャンピングジャックフラッシュという名のロックバンドが生活のすべてであって、希美子とつきあってくれることは少なかった。 どこかに行きたいと言っても、なにかがしたいと言っても達巳はいつだって、仕事だからさ、と言って逃げるのだから。「じゃあ、これからはあたしと遊んでくれられるのよね。バ...

 44「ロックンロールウィドゥ」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ  

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【 作品のご案内 】        2013.01.14 ~  執筆
野良猫ストーリィ「みんなそれぞれ」 この世の中でもっとも幅を利かせているのは人間なのだから、猫も人間の影響を受ける。たとえ野良猫であっても、都会で暮らしていれば人間なしでは生きていけない。 人間が植えた樹木につく虫を捕るとか、人間のボランティアのくれたキャットフードを食べるとか、人間の子どもに追いかけられて逃げるとか、人間に拾われてぬくぬく暮らすとか、人間に捨てられて惨めな境遇になるとか。「だから...

 野良猫ストーリィ「みんなそれぞれ」 』 より   »» 続きを読む 

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  別小説  

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【 作品のご案内 】        2013.01.16 ~  執筆
「ラクトとライタ」続編「好きだから」第一話1  仕事が終わって帰宅しようとしていた午後六時。 地下鉄で三十分ほどのひとり住まいのアパートに帰って、ごはんを作って食べてお風呂に入って、テレビを見て寝る。普段通りの夜を過ごすつもりで、私は駅への道を歩いていた。「あ、失礼」「いえ、こちらこそ」 すれちがいざまに腕と腕が触れて、ふたりともに軽く詫びて、私は相手の顔を見た。 見た瞬間にどきっとした。 働いて...

 「続・ラクトとライタ」(好きだから・第一話) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.17 ~  執筆
フォレストシンガーズ「スキャット」  仕事柄起床時間はまちまちなので、お昼ごろまで寝ていることもある。だけど、オフの日は遅くまで寝ていてはもったいない。今日は私は休日。夫は昨日から仕事で帰宅していないので、ひとりでベッドで目覚めて起き出した。 冷凍ご飯をあたためて、インスタント味噌汁とつけものやノリの佃煮で手抜き朝食。家で食事をしない日も多いから、常備菜は食べられるときに食べておかなくちゃ。「私も...

 フォレストシンガーズ「スキャット」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.22 ~  執筆
フォレストシンガーズ「水の都」 勤務先のヒノデ電気で下取りをした、旧式のクーラー。エアコンというよりもクーラーの呼び名がふさわしいそれは、老夫婦が所有していただけにさほど酷使されてはいず、耐用年数はとうにすぎているにも関わらず、修理すれば使えた。 旧式なので電気は食うのだが、そこはそれ。俺は電気技術者であるので、適当にどうにかこうにしかして使っている。古いクーラーが吹き出す風は昔の香りがするように...

 フォレストシンガーズ「水の都」 』 より   »» 続きを読む 

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  novel  

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【 作品のご案内 】        2013.01.23 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ335「俺のせい」1 いっとう最初はなんだったか。学生のころは本橋さんや乾さんとはほとんど関わりもなかったのだから、アマチュアフォレストシンガーズのメンバーになってからか。だとしたら貧血? 貧血でもみんなに迷惑はかけたが、もっと大きなことといえば。 コンテストだ。俺が最初につまづいて、そのせいでみんなもこけて、歌が滅茶苦茶になって大失敗。あのときには俺は落ち込んで、フォレ...

 小説335(俺のせい) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.25 ~  執筆
しりとり小説45「ドゥ イット ユアセルフ」 ふーん、グラブダブドリブっていうんだ。どういう意味があるのかな? なになに? ガリバー旅行記に出てくる魔法使いの島の名前? 俺たちのロックで若者たちに魔法をかけるんだ、ってか。大きく出たな。 デビューしたばかりのロックバンドを雑誌で見て、洋一はそんな感慨を抱いていた。 平均身長は180センチを優に越える、半分以上は欧米人のバンド、全員が超美形、そんな謳い文...

 45「ドゥ イット ユアセルフ」 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2013.01.26 ~  執筆
「We are joker」35 事後報告の形だったから、赤石耕平を紹介して事情を話すと、悠木芳郎は眉をしかめた。「オーディションをするって、タウン誌なんかで発表したんだぞ。中止にするのか」「いけないんですか? 俺らクラスだったらそんなに応募してくる奴もいないでしょ」 冬紀が言い、耕平本人は戸惑った顔をして芳郎を見つめていた。「赤石にはなんの罪もないんだから気にしなくていいんだけど、友永だよ。その話からすると、...

 「We are joker」35  』 より   »» 続きを読む 

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  グラブダブドリブ  

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【 作品のご案内 】        2013.01.28 ~  執筆
グラブダブドリブ・二十五歳「AISHITERU」1・ボビー 縮れた黒い髪を長くして、白い歯を見せてにかっと笑うと、ボビーの知り合いは誰だって言う。ああ、妹さん? 真っ先にローラと顔を合わせたジェイミーも言った。「はーい、そうよ。ローラです、よろしくね」「似てるなぁ」「でしょ? 私もファニーフェイスだって言われるの」 兄、姉、ボビー、ローラの四人きょうだいは、ボビー以外は全員結婚している。兄と姉は両親の営むレ...

 グラブダブドリブ「AISHITERU」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(花物語)  

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【 作品のご案内 】        2013.01.31 ~  執筆
「花物語」一月・水仙 小中学校の冬休みも終わり、松の内気分も消えていくころになると、近所の雪中花神社の境内にも人が少なくなる。今日は寒いのでことさらに人の姿のない神社に入っていって、睦月は絵馬がたくさんかかっているところに立った。 こんな小さい神社でも三が日は初詣の人々で賑わっていたし、絵馬に願い事を綴って願掛けする人も大勢いた。睦月も両親と妹とともに初詣に来て、絵馬に「志望校に合格しますように」...

 花物語・January  』 より   »» 続きを読む 

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  別小説  

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【 作品のご案内 】        2013.02.02 ~  執筆
「ラクトとライタ」続編「好きだから」第二話1 小柄で可愛らしい女性と、彼女よりはやや身体の大きな男性。このカップルは恋人同士なのだろうか。僕が働いている郵便局に時折あらわれるふたりの関係が、急に気になってきた。 郵便物の受付をしながら、さりげなく指に目をやる。ふたりとも、左手の薬指にリングをしている。夫婦か……おそろいの指輪だから、普通に考えたら夫婦だろう。僕と変わらない年ごろのくせに結婚してるだな...

 「続・ラクトとライタ」(好きだから・第二話) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(フォレストシンガーズ)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.03 ~  執筆
フォレストシンガーズ「千曲川旅情」 メジャーデビュー十周年記念イベントが好評のうちにすべて終わり、心新たに次の道へと進み出した我々、フォレストシンガーズの十一周年記念イベントのひとつは、各自のソロライヴだ。 木村章、本庄繁之、本橋真次郎、そして三沢幸生。俺が終わるとフィナーレは乾隆也。 若い層を中心とする女性人気の高い章でわーっと盛り上げておいて、ちょっとだけ人気的にはこころもとないシゲさんで落ち...

 フォレストシンガーズ「千曲川旅情」 』 より   »» 続きを読む 

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  novel  

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【 作品のご案内 】        2013.02.04 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ336「黄色いシャツ」1 ハルモニームジーク・オオヤマ。 日本語とドイツ語が混在している、私たちの高校の吹奏楽部の名前だ。子どものころからフルートを習っていた私は、大山高校に入学してこのクラブに入部した。「私はあんまり楽器の正式名称を知らないんですけど、あれってなんていうんですか? 鉄琴でいいのかな」 細身で中背の二年生男子が担当している楽器について尋ねると、キャプテンが...

 小説336(黄色いシャツ) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ  

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【 作品のご案内 】        2013.02.05 ~  執筆
「花物語」一月・水仙続編です。「雪中花」 昨年の今ごろだっただろうか。睦月がスーパーマーケットに買い物に行くと、一階の仮設ステージに無料ライヴの看板が立っていた。 このスーパーでは不定期にここにステージを作り、歌やバラエティのライヴを行う。今日はマジックショーらしくて、すでに客席にすわっている人もいる。大人たちが席についている周りを、子どもが走り回っている。ステージでは準備が整い、出演者の出番を待...

 続・水仙「雪中花」 』 より   »» 続きを読む 

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  キャラクターしりとり小説  

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【 作品のご案内 】        2013.02.06 ~  執筆
キャラクターしりとり9「罰ゲーム」 同じクラスの女子が二名、俺を呼びにきた。「香川くん、益美が校庭で待ってるよ」「俺を?」「そう。鉄棒の裏手のところで待ってた。行ってあげて」 訝しく感じながらも、待っているのならばと、彼女たちの言った場所に出向いた。 校庭の鉄棒の裏には巨大なクスノキが立っている。益美はクスノキの幹にもたれて、ひと待ち顔をしていた。「お待たせ。俺になにか用?」「……香川くんが私に用事...

 キャラしりとり9「罰ゲーム」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.08 ~  執筆
しりとり小説46「藤ばかま」 友人に誘われていった植物園は「古典の花々」をテーマにしていた。みどり子は大学では古今集やら万葉集やらを学んでいたのだし、源氏物語をはじめとする平安時代の文学も愛していたから、古代から日本に咲く花々には興味があって、植物園の散策はたいそう楽しかった。「みどりちゃん、苗を売ってるよ」「そうね。なにか買っていこうか」「私たちの想い出の花になるものね」 これ、簡単に育てられます...

 46「藤ばかま」 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2013.02.09 ~  執筆
「We are joker」36 ガキのころのまんまの部分もあるものの、そのまんまではいられないところのほうが多くなっている。ロックキッズとはいっても、永遠のキッズではいられないのも当たり前だった。「里子さん、俺、寂しいんだ。今夜は客も来ないから店を閉めて、ふたりで飲みにいかない? 里子さんは勝彦さんの彼女だっけ? そんな女性に手は出さないからさ」 誰か来ないかな、芳郎さんだったらおごってもらえるし、まり乃さん...

 「We are joker」36(第一話完結) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(グラブダブドリブ)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.10 ~  執筆
フォレストシンガーズショートストーリィ7つ、というのがあります。フォレストシンガーズストーリィ1-第一話「はじまり」私にとっては同じくらいに愛着のあるグラブダブドリブも、6つのショートストーリィにしました。第一話・司「雪の朝」第二話・ジェイミー「プルシアンブルー」第三話・ドルフ「少年」第四話・ボビー「Coin toss」第五話・悠介「個人教授」第六話は真柴豪、グラブダブドリブのプロデューサーです。できましたら...

 グラブダブドリブ・豪「りばいぱる」 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説(ヴァーミリオン・サンズ)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.12 ~  執筆
イラスト・Yさん前書きのイラストとはディーンの髪型がちがいますが、別の友人が描いてくれたショーコとディーンとバートです。このストーリィの初期設定では、「時は2013年」。まさにその年になりましたので、公開させていただきます。よろしくおつきあい下さいませね。「ヴァーミリオン・サンズ」「第一話・シャンパンイエローの薔薇」1「お父さん、お母さん、お世話になりました。行ってきまーす」「行ってらっしゃい。私も近い...

 ヴァーミリオン・サンズ「シャンパンイエローの薔薇」1 』 より   »» 続きを読む 

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  forestsingers  

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【 作品のご案内 】        2013.02.13 ~  執筆
フォレストシンガーズのバレンタインディ「St Valentine's Day kiss」1・ 真次郎・三十二歳 戸外は寒いが、ここはあたたかで、ふーっと居眠りしたくなる。仕事と仕事の合間に散歩をして、俺は喫茶店でコーヒーを飲んでいた。そうしていると女の子の歌が聞こえてきた。「シャラララ素敵にキッス シャラララ素顔にキッス シャラララ素敵にキッス シャラララ素直にキッス 明日は特別 スペシャル・デイ 一年一度の チャンス ...

 フォレストシンガーズ二月ストーリィ「St Valentine's Day kiss」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(花物語)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.14 ~  執筆
「花物語」二月・こでまり 単に小出万里江だからだと思っていた。 コイデ・マリエ。ニックネームはこでまり。 去年の暮れにいきなり、父親の転勤が決まった。普通は四月になってから赴任するものだろうし、突然だったのならば父親だけが先に赴任地に行って、家族はあとから、でもいいだろうに、母が宣言したのだった。「家族はいつだって一緒にいるものよ。美景だってまだ中学生、義務教育なんだから転校はできるの。一緒に行き...

 花物語・February   』 より   »» 続きを読む 

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  novel  

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【 作品のご案内 】        2013.02.17 ~  執筆
フォレストシンガーズストーリィ337「The solo」1・洋介 希望と失望の繰り返し、人間は誰でもそうなのだろうか。俺の人生もそのまんまだった気がする。乾さんが教えてくれた、「人間万事塞翁が馬」とかいうことわざは、俺のためにある台詞? ガキのころには楽しかった。俺は顔がよくてスポーツ万能だったから、性格も明るかったから、勉強なんかできなくても先生の受けもよく、友達にも人気があった。もうちょっとがんばったら成...

 小説337(The solo) 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(雪の降る森)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.19 ~  執筆
「雪の降る森」シリーズno.5です。limeさんとけいさんのおかげでここまで書けました。「多謝!!」でございます。小説「雪の降る森」1 突然、悲鳴が響き渡る。きゃああーっ!! あの声は雪瀬だ。つい先刻、女湯のほうにはあたしだけしかいないの、と雪瀬は言っていた。「ユキっ!! なにがあったんだ?! 今行くから待ってろ!! しっかりしろっ!!」「本橋、行くって、目的地は女湯だよ」「そんなもん、かまってられるかよっ!!」 走り...

 フォレストシンガーズ「小説・雪の降る森」 』 より   »» 続きを読む 

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  ショートストーリィ(しりとり小説)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.21 ~  執筆
しりとり小説47「摩訶不思議」 三つ年下の弟、本庄繁之とは、希恵が高校を卒業するまでは同居していた。希恵は名古屋の大学に進み、就職も名古屋でし、そのころには繁之が東京の大学に入学したので、姉と弟としてともに暮らしていたのは十五年ほどだ。 あの、いたって普通の少年だった繁之が……希恵は不思議の感にとらわれている。 子どものころからおじさん声で、母などは、なんであの子は子どもらしい可愛らしい声を出さんのか...

 47「摩訶不思議」 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説1  

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【 作品のご案内 】        2013.02.22 ~  執筆
「We are joker」外伝1「香る」 1 民宿の庭に子供用のプールを持ち出して、三人の男たちがたわむれている。あの姿を曲にできないかと、友永冬紀はギターを抱えて眺めていた。「風呂じゃないんだからさ」「だけど、これ、いい匂いだぞ」「どれどれ? うん、いい匂いではあるけど、そんな匂いの石鹸って女が使うもんだろ」「男が使ったらいけないのかよ。俺、足が汚れたから洗おうっと。おまえらも、このあとで西瓜を食うんだろ。...

 「We are joker」外伝1  』 より   »» 続きを読む 

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  時代もの  

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【 作品のご案内 】        2013.02.23 ~  執筆
「宵山の夜」1 祇園祭に繰り出す人々の雑踏の中、はなが手を引いていたふたりの子供のうちのひとり、草太がなにものかに突き飛ばされてころんだ。「なにするんやっ!」 気の強い草太は倒れたままで大声を上げる。知らん顔で通りすぎようとしていた若い男が振り向いた。草太をつっ転ばせた張本人であろう、下卑た顔立ちの若者だった。「なんやと。クソ生意気なガキが」「兄ちゃんがわしを突き飛ばしたんやないか」「それがどないし...

 新選組異聞「宵山の夜」 』 より   »» 続きを読む 

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  番外編  

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【 作品のご案内 】        2013.02.25 ~  執筆
番外編98「マリッジリング」1 同病相憐れむとは、彼と僕のこの心境をさすのだろう。いや、そんな気分になったのは僕だけか。 彼の指にもリング、僕の指にもリング、とこしえの愛を誓った、最愛のひととの絆のはずなのに。「デートに行ってくる」「ええ? 休みなのに? 僕はどうしたらいいの?」「クリちゃんだってデートしたっていいんだよ。操さんでも誘ったら?」「モモちゃあん……」 意地悪を言われるのも無理のない部分は...

 番外編98(マリッジリング) 』 より   »» 続きを読む 

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  連載小説(ヴァーミリオン・サンズ)  

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【 作品のご案内 】        2013.02.27 ~  執筆
「ヴァーミリオン・サンズ」「第一話・シャンパンイエローの薔薇」3 スパゲティペスカトーレとレタスサラダ、夜食にすればいささか重くて、太っちゃうじゃないのよ、と言いたくなる料理をバートが作ってくれて、ディーンが食卓に並べてくれた。「いただきます。う、椅子の高さが……」「ああ、あなたには高いかな? 落ち着かない?」「いえ、あなたたちの規格に合わせれば、私の身体だと小さいのは当然よね。そっか、そうしてあな...

 ヴァーミリオン・サンズ「シャンパンイエローの薔薇」2  』 より   »» 続きを読む 

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